孫の食い初めに参加した後の帰り道は 高速で帰ることなく国道2号線をトコトコ相生付近まで走り、目標を赤穂・日生方面に向かう。奥さんが見たことないという赤穂城・大石神社に立ち寄り、日生の付近の海岸を走るためである。

時間がどうなるかわからないので、備前刀博物館・竹下夢二など立ち寄りスポットについては時間次第でと決めていた。出発時間が15時過ぎなので、無理は出来ないとは最初から分かっていた。ブルーハイウェイが並走するので、時間が押せば一気に道路を変え夕食時間に間に合わせる予定である。

相生駅の近くで新幹線下をくぐるが、奥さんは見える駅が「相生(あいおい)」と分からなかった。普段子供のところに行くときは新幹線なのだが、朝も北側で南側の風景を見たことがなく、夕方に帰る時にも暗いので外を見なかったそうで・・普段からしてものを見る癖がないのが・・奥さんの 行ったことがない・見たことないの主原因と分かる。自分で原因から結果まで作り込んでいる・・こんなことに気付けばすぐ変われると思うが・・肌が焼ける・夜で見えないなど いつもながらの言い訳等を聞き流す。

赤穂に向かう峠道を走りながら、こんなにくねっていただろうかと 思い出そうとするが思い出せない。バイクの車体を倒す楽しさが車にはないためだろう。

確か 川の土手を走って赤穂に着いたから、もう少し下ればと思いながら走っていく。程なく「赤穂城」の案内が出て来たので、安心して道を直進していく。橋を左にした交差点で「赤穂城」に曲がる。400m程で到着するが道路から城の櫓のような菓子屋の建物が先に目に飛び込んでくる。奥さんに「あれ お菓子屋」と声を掛けた直後、堀を隔てた櫓が見える。

城には休憩所もなく奥さんも歩く気はなさそうなので、大手門前の塩味饅頭とお茶でと・・店に入り休息をお願いする。饅頭の個別売りはなく6個入りを購入。冷茶はご自由にとのことでしばし休息する。

大石神社

店で15分ほど落ち着いたので、次は大石神社に向かう。何度か行ったことがあるので、車で大手門側から反対に向かい、大石神社に向かう。途中に○○屋敷跡との石柱が立っているが・・奥さん関心なし。

道なりに走れば大石神社に着く。境内に七夕飾りのようなものがぶら下がり・・これはイベント?と思い検索すると4年ぶりの「ゆかたまつり」と書かれている。奥さんに行ってみたらというが・・暑いからと動かない。時間も4時過ぎだったので、「じゃあ 日生(ひなせ)に行きますか?と車を発進した。

年寄り2人 暑さに負けて・・車上見学のみとなる。駐車場を1周廻って出ていく。

日生

再度くねくねと曲がりながら、そして海から離れながら峠を登っていく。県境表示があり 日生に入る。海岸近くに道は下っていく。しばらく行くと海の中に斜長橋が見える。備前市日生町と鹿久居島を結ぶ全長765mの橋。平成27年4月16日、この橋の開通によって日生諸島の鹿久居島と頭島が本土と結ばれている。眼下に牡蠣筏が多く並んでいる。

シーズンが違うのでカキオコ(牡蠣のお好み焼き)など冷凍ものならOKという状況なのでサーと流す。ソロソロ時間も帰宅時間を考えると限界なので、橋を渡り島に行きすぐに引っ返した。ガードレールに缶ビールなどで作った「ぼんぼり」が大量につけられている。町おこしなのだろうか?

向かいの島に バブルの名残である別荘が見える。「夏草や 兵どもが 夢の跡」芭蕉の俳句が 頭に浮かぶ。それでも橋の降りてきたところのマリーナに留められたベイライナーのクルザーを見つけ、今もお元気な方もおられるんだ!と再認識する。

海鮮バーベキュー向きの品揃えでした

ブルーハイウェイに乗る前に 奥さんは夕食の買い物というので備前海の駅で買いもの。すぐ脇がブルーハイウェイ入口なので奥さんはゆっくり見て回っていた。結局購入したのは「アナゴの寿司」のみで、後は繋がったスーパーで乾燥蕎麦など普段使うものを買っていた。

勿論 奥さん自身用のアイスは忘れない。毎度変わらないパターンである。

後はブルーハイウェイ・2号線・瀬戸大橋経由で帰宅した。あまりにも普段同様で・・もちろん奥さんはリラックスモードで、アイスを食べた後はウトウトしていた。

投稿者

おじさん

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