日本では現在半数近くが高齢者である。そこに中国の高齢者も15%を超えると来た。毛沢東時代とその後の一人っ子政策を考えると、少子高齢化は日本以上になると見込んでいたので妥当な進捗かなと思う。

ここで国の制度を考えると、日本は海外から移住してもらえば、高齢者と若年層の比率を改善することは解決出来ると、単純に見込める。

ところが中国は無理だろうと考えている。理由は戸籍にある。都市戸籍と農村戸籍にある。国民を差別のような区分したことから始めてしまっている。現状でも所得は圧倒的に農村戸籍が少なく、その区分を壊して都市戸籍を手に入れるためには優秀な成績で大学入学あるいは特段の技術の所持・企業に就職などしか都市戸籍を得られない。都市戸籍が得られなければ、出稼ぎ労働者として、出稼ぎ仕事を得て生きていくしかない。

どちらかと言えば日本の部落差別というような環境が作られている。なんちゅう共産主義国家や!とは・・思わず考える事である。

従って中国には 最初から低賃金労働者を内在しているようなものであり、アメリカにおけるメキシコからの労働者等にあたる流入者を存在させることは無理がある。

新たにグループを設けるのと同じであり。難しいことは自明である。要は近代国家としての国民の平等性が確保されていないところに移民してもらうには、それなりの処遇・戸籍を用意しないといけない。こんな中国に移民したい日本人他がいるが、・・・ほぼ無知あるいは馬鹿というほかない。

移民反対

おじさん自身は日本が無差別に移民を受け入れるのは反対である。フランスなど見ていると旧植民地などから移民を受け入れたが、彼らあるいは彼らの子供が、社会の底辺で、低賃金で差別されていると不満が溢れ、暴動が起きている。

日本でもしばらく前まで在日(韓国・朝鮮)差別問題などあり、どうしても移民については問題が生まれる素地と思う。一方的な問題とは思えず、決めつけないが・・まあお互い距離を保てるというか?離れている状態が良い。相互に移民などしない方が禍根を最初から作らないので良い。

移民を前提にしたアメリカ合衆国以外は社会・制度が対応できず、移民者に対してストレスなどを掛けて・・碌なことにならない。アメリカなら同じ移民だろうと言い切れるというか?居直れる素地がある。

・・と言う訳で移民なんぞは考えない方が良い。少ない人口でいかに効率よく社会全体を動かすことが良いと思う。

最近思うのは、技術などもあるだろうが・・面倒な言い分の方を抑えることが第一歩と思い出した。例えばマイナンバー 人の管理云々を言うが、消えた年金問題など当時マイナンバーがあれば、追及も記録も楽に出来 そして手間も掛からない。社会システムとすれば一元的に管理できるようになれば、役所でたらい回しされる等も消える。これからは 自らのパソコンでアクセスして管理でき、コストも抑えられる。

ソロソロ少ない人口で 同じ生産性を実現できることを考えることが良いと思っている。

最近見ていると、マイナンバー反対派がマスコミに多いらしく、重箱の隅を突っつきまわる報道と「こじ付け」に呆れる。時代と生活に合わせて変わるべき行動規範が、硬直化しているのを感じないのかと思ってしまう。人それぞれと思うが・・頑固爺が手を振り上げてどう下ろしていいのか分からないようでもあり 見苦しい。

投稿者

おじさん

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