中国が音頭を取って経済協力について 中国外交トップである王毅外相の発言「西洋人にはなれない」が話題に上った。遅れてやってきた大国 中国が受ける受難を過大にして発信しているようで面白い。「西洋人になれない」などは、歴史を知る日本人なら明治時代から不平等条約解消などのチャレンジで解決してきたので、近代史を知っていれば言われなくても分かっている。

自分の都合を優先するために他国を巻き込むなら、日本も北朝鮮を参加させろと ごねてやれば良いのにと思ってしまう。

議題は 経済プラス国防についてを優先し、決裂覚悟で話し合えば良いと思う。どちらが地域の平和を阻害しているのか?無論 台湾を招待しても良い。

また福島での処理水排水について理論的反論も出来ず、自らの原発の排出する重水が福島処理水以上であることを棚に上げて勝手なことを言い、日本産品に通関時の放射線検査を打ち出し、いわれもない風評を作り出す。日本の漁業者も被害を受けるので、貿易は相互主義が原則。日本もドンドン工業分野他でも規制すればと思う。

特に 今年以降は汚染水域と標榜する福島以北沖に、サンマ漁などで来るなと伝えておきたい。自分で仕掛けたケチは自分で最後まで責任を取れ!と言いたい。

会議による結論のまとまりを考えて、相手に配慮するなど いつもながら日本の外務省自体がお人よし過ぎる。中国のように品が無さ過ぎるのもどうかと思うが、日本の意思を貫くことが大事だと思う。仲良く・話し合うことが大事と小学校のクラス会でもあるまいし・・パックスロマーナの意味を分かれば、国際関係をクラス会レベルの問題とする愚さなどを繰り返すなと思う。

日本にとって 近々の問題は中国の勝手な国内政策で発生する。自国企業の特許侵害、社員の言われなき拘束などの人権侵害である。他のヨーロッパなど先進国も同じである。おじさんには ヨーロッパは完全に横を向いているのは見えているが・・見えていないのは中国指導者だけと考えている。

北朝鮮を呼んで 中国が意見できないこと あるいは中国の言っても聞かないことを白状させるべきであるとも思う。北朝鮮がこれまで言うことを聞かなかったのは、中国がその行為を是認してきた結果と認めさせることが大事と思う。

中国が 一方的に強い・勝てる案を出しても、相手に利害があるので支持してくれない。この当然のことを理解しなければ、我儘一杯の主張・国柄を自ら変えることが出来ない。

今のウクライナのロシアにも言えることであるが、相手を過少評価したり自己を過大評価すれば悲惨な結果に繋がっていく。敵の敵は味方というような古い考えでは 誤ってしまう。

EV

現在 ヨーロッパが唱えた車の環境対策の順番はディーゼル・EVと来たが、うまく運ばないようである。流れを追いかけて行けば、日本のハイブリッド・水素エンジンについていけないことが、選択ミスの原因であると理解できる。

自分が勝てるフィールドに引き込もうとしたが・・日本(トヨタ)が全て上だったことによる。トヨタの元社長のCM「全部やります」は、ヨーロッパメーカーでは怖ろしい脅迫同然である。

EVでのバッテリー問題を考えれば、使用・劣化・再生の道筋が付かない。以前車に使用した劣化バッテリーを風力などの出力の平準化のため、再生資材として使うことを考えないといけないとの意見を書いた。現状 劣化バッテリーの再生は簡単に解決がつかない技術である。

ドイツが唱えた 空気中の二酸化炭素を回収して燃料を作るEフューエルも環境には良い。しかしEフューエルを用いた場合 旧来エンジンではハイブリッド以上の効果は求められない。そこへ押し寄せるトヨタ他の水素のレシプロエンジンは とどめを刺すようなものである。

蛇足で エンジンオタクな気質から・・無理やり書いてしまうのだけど・・

ウクライナに提供されたレオパルドの4ストローク2000馬力ディーゼルエンジンの騒音と日本の90式の2ストローク2000馬力エンジンの騒音をYouTubeで聞き比べて、メカノイズの発生具合がレオパルドの方が悪い。ドイツでのコンパクトな2000馬力ディーゼルエンジンも限界のようである。

大トルクを伝達するミッションも騒音の原因の一つであるが、言い出すと煩雑になるので・・ここでは書かない。

基本構造などが違うので即断はできないが・・戦車も出力を下げた小型エンジン+バッテリーのハイブリッドに向かうのではと考えだした。ダメならガスタービンだろうけど、燃費が悪いので安易には変わらないと思っている。

なんやかんやと書いてきたが

経済フォーラムでもEVと同じような戦いが 日中韓で行われる。無理筋を見ていると、中国が膝を折るしか次はないとおじさんは思っている。でも中国が昔の日本同様 武力を出してくれば難儀である。結果はロシア同然と思うが・・その過程は悲惨な事になるのは間違いない。

投稿者

おじさん

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