昨夜の雨もおさまり、長靴を履き収穫用のバケツとハサミを持ち、家庭菜園に向かう。まず向かうのはズキーニ。昨日つぼみが出来ていたので咲いていれば、人工授粉と思うからである。行くとミツバチが飛んでいたので受粉は大丈夫と思うが、念のためと雄花を取って花びらを取り去り、受粉作業をする。ミツバチが中にいるのでそっと突っ込み人工授粉を行った。これで5日もすれば20cm前後となり収穫となる。朝一は受粉と収穫作業となる。

その後は 隣のキュウリにと移動する。昨日から4本ほど収穫できると思っていたが、葉に隠れた1本が追加となった。こうやって経験していると、キュウリは主ツルになった実はどうも早く成長するらしいと分かってきた。

そしていかに子ツルもしくは孫ツルに実を付けさせるかが、収量増大に繋がるテクニックらしい。そんな一端のことを言えるほど精通してしまった。本日採ったキュウリで30本を超える。4本植えているので・・1本あたり7本以上のキュウリを収穫している。根元には化成肥料を1週間前 1株当たり2掴み程与えているので、大変キュウリは葉っぱが濃い緑となり 元気が良い。

順調にキュウリを収穫しているが、いつものことながら保険を掛ける性格がおじさんである。この日曜日の昼食にうどんを食べたが その帰路ダイソーに立ち寄り、入り口に置かれた2袋で100円との地這(じばい)キュウリのタネ等を購入した。6月末にでも苗を作り、現在のキュウリが枯れた場合の対策である。購入するのを見た奥さんが 1本取れたら元が取れると言っていたが、太っ腹?に100円を出してくれることはない。

トウモロコシは雄花の穂が出だした。成長が悪いので少し大きくなるまで無理かと思っていたが、穂が出てきた。大根の後に植えたので、追加した肥料が足りなく、少し肥料不足だったのかもしれないと考えている。時期をずらして他に植えた早生のトウモロコシと背丈が変わらない。2本ほど雄花を取り人工授粉作業は行った。3日ほどすれば再度人工授粉を行い、害虫であるメイガ対策の為 雄花を取り去る予定である。

近頃 植物を見ながら肥料と実をつける花などの相関関係のようなものが見えてきた。肥料が少なければ子孫を残そうと花が早くように準備するようである。ズキーニなどでは肥料不足であれば雌花が多くなり、雄花が少なめに咲く。

自然のバランスのとり方は面白い・・人間死ぬまで勉強と言うか?普通に生きていては 知らないことが多いと素直に理解できる。年取れば、人間 謙虚に生きるのが一番良いと体感できる。

ナスは親指大の実が着きだした。1本に5個以上ついているので、少し落とそうかと思ったが、10cm程度の小ぶりで収穫しながら、樹勢への負担を減らせばよいかと考えている。従って今週中には収穫出来ると思っている。相も変わらず葉の一部が変色し巻いたようになるので、症状の出た葉は取りながら、育てている。肥料をやりながら 元気になれよ!とナス本体の力を信じて育てている。やはり夏の作物 カラッと晴れた高温日を待つしかないのだろうか?

エダマメ

エダマメは先週末からの雨が 恵みの雨となったのか?一気に大きくなってきた。1か所(1ポット)に2本ずつ 計24か所植えているが先端の成長点を間もなく取る予定である。農業用語では摘芯(てきしん)と言う作業である。

昨年は黒豆の枝豆を植えたのだが、先端の成長点を取らないまま自然に育てたところ、サヤは着いているが サヤにほとんど実(豆)が入ってなかった。結果 ダメダメ・・不作と言うことになった。

調べてみると実の成長時期が遅れて、害虫にやられたようである。カメムシなどが サヤの中で成長している実(豆)の養分を吸い取るとガイドされていた。無農薬栽培なので致し方ないと昨年は諦めたが、今年は早期にサヤと実を成長させ、カメムシなど害虫が出てくる前に・・育て終わるように!と考えている。その為 後10cm程度つまり1葉分出れば、先端の成長点を取り、花を早期に咲かせる作業をしようと考えている。

5月28日 植付後2週ほど
6月15日 一気に成長した!
投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です