薪ストーブに人気があるらしいが、おじさんは隣家から十分離れた住居以外では薪ストーブは導入すべきではないと思っている。雪国以外では洗濯物を 冬でも屋外に干す場合があるので、煙の影響で干した衣類に匂いが付く場合がある。おじさん隣家の主人がたまに紙ゴミなどを燃やされるので、そんな日は奥さんが不機嫌になることがある。朝早く燃やすことが多いので、奥さんもタイミングを見て干しているらしい。理由は 洗濯物に匂いが付くので嫌だと言っている。
知人の家が 古い住宅を改装した喫茶店の隣にあり、お洒落に薪ストーブを冬が来れば使っている。やはり 奥さんと同じ?と質問したら、知人の奥さんも同じ様にベランダに干した洗濯物の匂いを指摘していた。
煙突の先のことまで見通していないと・・近所迷惑を掛けていることに気付かない。設置したければ考えるべきことである。
お洒落
設備価格からすれば 薪ストーブは100万円を超える贅沢品であるとは思っている。薪の費用を考えれば 購入すれば1月に1万円までか? 灰などの処分においては残り火(炭)に気を使わないと火災の原因になるので、キッチリ管理をすることが重要である。
おじさんも畑での焚火などで炎のゆらぎを見ると良いと想像できる。またコマーシャル・ユーチューブなどでみれば「これは!」と思うことも多い。
しかし 一茶の「やはり野に置け スミレ草」と少し意味は違うが、関東以南の暖地では隣家に配慮して、設置しない方が良いと思っている。
逆に言えば 隣家から文句が出ないほどの距離あるいは敷地の広さがあれば良い。敷地を500坪以上確保して置けば隣家からのクレームもほとんど考えなくて良い。そんなことから やりたいことがあるなら徹底的にやり切れば良いとも思っている。
世の中には 小市民と言うか ささやかに夢見るから、ダメ・トラブルになることも多いと考えている。
大欲は無欲に似たり
大望を抱いてる者は小さな欲になど目もくれないから、一見無欲に見えるという例えである。他方で 欲が深すぎる人は欲に惑わされて損をすることが多く、結局は無欲と同じ結果になることもいう。
いずれにせよ やりたいことがあるなら、大風呂敷広げる気概であるべきと思っている。なおこれが仮想でも良いと思っている。大風呂敷を広げて 規模を大きく考えたりすると分からなかった点が見えてくることがある。実際に大風呂敷を広げた後では、対策の取りようあるいはお金が足りなくなるので、想定・仮想が先に来るべきとは思っている。
小さな幸せを望むより、大きく幸せな理想状態を夢見ながら考えてみるのも 人生のありようと思っている。
しかし 「過ぎたるは猶(たるは)及ばざるが如し」との言葉もある。生きることは なかなか難しいこと・意に沿わないことを選ぶケースも多く発生する。
考えが定まれば・・最後は奮励努力の話となる。