自宅にロードバイクが3台あるので、半年に2回以上は近郊チャリ散歩する。新年早々 暇だし車も少ないので・・整備・テストランを兼ねたチャリ散歩をした。
パンクなどトラブルが面倒なので 自宅から2km半径を基準に道を選ぶ。最近は工事後の道路改修がそれなりなので、走るのに気を遣いながらが多い。
それでも普段のミニチャリと違い、多少の向かい風にも負けず気持ちよく走ってくれる。バイク本体の部品の作動確認を含めて 良い状態をそれなりに保つため変速などを繰り返しながら、それなりのスピードで8km程度は走る。最近は筋力が落ちてきたと思いながら、今夜は足が痛いかもと夜が心配になる。今日は2台にするかと日が暮れぬ間に撤収しようと決める。明日に1台と決めて取りやめた。
帰り道 ご近所のおばさんが犬の散歩しているのに出会う。「明けましておめでとうございます」とあいさつした。ところが ヘルメット・保護眼鏡を掛けているので最初分からなくて・・解った途端「良いのに乗って」と返事が買って来た。まだ乗れるの?と聞かれ、60代ですからと軽く返して・・じゃー!と帰宅した。
そういえば以前走っているとき、高校生ぐらいのが競争しようと言うように追い越したことがあった。おじさんは只のチャリ散歩なので、無視して置いた。若いのは血の気が多く‥面倒な奴らである。50mほど先行したので・・つい・・追いかけ 間を詰めてしまった。
ロードバイクたまに若い気分で乗るのも良い。
近代化バイク
2台までは息子のお上がりであるが、1台は昔々のバイクを近代化したものである。近代化ついでにステムを高くして、きつく前傾姿勢を取らなくても楽なようにしている。ついでに少し説明すると ステムは自転車の部品で、フロントフォークの上端とハンドルバーをつないでいるパイプ状の部品である。これを一般ママチャリ用のステムを組み込んでハンドルバーの高さを上げている。硬くなった肉体の劣化をカバーする作戦である。またこの自転車 往年の名器というか定番部品を組み込んだものなので、バブル時代を彷彿とさせるメッキ多様によりピカピカしている。
考えればこのバイク90年代の車両でバブル時代が良く似合うのが当然である。もちろんドロップハンドルは鉄からアルミ・ギヤ・タイヤ&リム・ホイールなどは当然変えている。
なお 歳取ったら弄ろうと 80年代のロードマンという古いバイクのフレーム・部品他は持っているが、小遣いと日々の忙しさにかまけて放置状態である。
そんな訳で 人間年取ったら・引退したらと言って先延ばしも・・ダメなこと・しないことは本人が自覚している。仏教で言う「発心」は・・当然と 我が身で体得・理解している。何時の世が来ても 思い立ったら吉日・即実行が 多くの場合正解である。
たかが趣味されど趣味。求道・王道など どこでも転がっている。
お上がり
本日テストランをしたのはお上がり2台である。
1台は子供が浪人決定となった時、四国一周に友人から誘われたと言うので、フレームがジュラルミンのものをおじさんが購入して渡した。それまでロードバイク乗ったこともないので ブレーキなども掛けにくいだろうとブレーキレバーを増設してある。また荷物積載部品も追加装備として保管している。
人間 悩んだときは お日様の元で元気に無心に動き疲れ、美味しいものを食べて飲んで寝ることが基本である。そんなことを子供が感じるきっかけになっていたなら、良い買い物だったと思っている。
もう1台は子供自身が購入した純粋のお上がりである。もちろんフレームはカーボンである。子供から預かって以降はバックライト、盗難防止チェーン、ライトなどおじさんの趣味で変更はしている。
老体にとっては乗りにくいバイクである。自動二輪で言えば、カウル付きのヨーロピアンが良いか、ハレー的アメリカンが良いかとの話と一緒である。走っている際の後方確認など 自動二輪と違いバックミラーがないので、ヨイショと思うことしばしばである。
また 変速レバーがブレ――キレバーと兼用されているので、ギヤー変更での操作感が良くない。ツイツイ2段分一気に変えてしまうなど感覚がつかめないことがある。
そんなことをブツブツ言いながら いつも楽しくチャリ散歩しています。
笑う門には福来る。今年も同じ様に走れますようにと、氏神様には立ち寄って交通安全祈願はしてきました。