一昨日ペイペイボイント運用に新しいコースが追加されていた。名称は「逆チャレンジコース」とありチャレンジコースの真逆となっている。

おじさん「新しものが好きなタイプ」なので、早速チャレンジコースから100ポイントを逆チャレンジコースに入れて、獲得ポイントの自動追加コースとした。一昨日マイナス3ポイントとなってしまった。昨日もNYダウは良かったようで、今朝にはマイナス8ポイントとなっていた。ポイントの自動追加もあるので、詳しくは分からない。またチャレンジコースがプラス25ポイント以上上がりましたので、損はしてないようです。

この張り方の中心は SP500などが低調になれば・・のスケベ心である。どっちみち買い物で得た不労所得のようなポイントである。馬券で鉄板を買いながら 脇で3連流しするようなものである。博打と同じでどこにでもブックメーカーがいるものである。

逆張りは 株式市場でもよく使われて来たものである。そんな考えで株式市場を眺めていると、金融工学・手法が色々あるようで、おじさんのような素人には訳が分からないこと満載になる。馬券買う際の茶目っ気みたいなことは出来ても、それ以上の理解は無理である。

そしてそんなことを思いながら過去の株式市場を見ていると専門家のドジも感じて面白い。凝り過ぎてというか?味を占めて突っ込みすぎるなど、専門家と言えどもドジをしていることが見える。バブル崩壊・サブプライム・ローンなどその典型である。

バブル崩壊

日本のバブル崩壊時代 アメリカの機関投資家が行ったのが「裁定取引」である。先物取引と現物取引の間でさやを稼ぎ続けた。

裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引です。金融手法なのですが、日本の市場関係者・証券会社がそれに気づかず、いつまでも対応したため 痛手を負いました。

おじさんは「仕方なかった」との思いを持っています。今のロシアがウクライナで自国の兵士に十分な武器・資材を与えないまま被害を拡大させているのと同様です。負けが確定あるはトレンド落ちが明らかなのに、方針を変えずそのままに、無策に人・資源などを突っ込んでいくことです。相手が来る(攻めてくる)ことが分かれば、二次的に起きることを防止する あるいは逆の事態を発生させなければ、注文相撲を取るだけになり 負け戦になる。

人間とはかくも止まれぬものかと思う。当事者一人なら理解できるが、大勢がいながら戦略・分析などなくズルズル行く事が不思議である。考えている最中思い出したのは、山本七平氏の「空気」についての考察であった。そう考えると古今東西どこにでもある話のように思えて来る。

先の株式市場で言えば、次々湧いてくる売り物を捌くだけでは・・止まらない。相手の予想を覆し、相手にしないだけで成立しなくなる。数日間 時間を稼げば仕掛けた側が火傷する。今から見れば分かることなんですが・・渦中では無理なんですよね。

縁台将棋と同じで、戦ているご当人は気付かないが、横で見ている人間には見えてしまう。同様なことで、囲碁でも岡目八目と言いますので、人間どこか冷めたところがないと、無理とも思います。

先日からの政府による為替介入は、アメリカでステルス介入を入れるなど パターンを裏切る良い介入手法であったと思う。結果はしばらくしないと見えないと思うので、戦略的に正しかったか否かは分からない。何事も時間が経たないと分からない。

為替相場 今朝起きて見たら141円台。一方で週刊朝日表紙広告の500円予想・・笑ってしまいました。外貨預金 いつもの自動預け入れで143円までは設定していましたが、ここ迄下がるとは?!

世の中の動きが荒いと思うのは おじさんだけでしょうか?

最後に「逆張りだけでは勝てない」のは、皆さんご存知と思います。

投稿者

おじさん

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