我が家の畑にはスダチが植えられているので、今の時期はサンマにスダチを絞り大根おろしで食べるのが常である。近日は悲しいことに 大きなサンマに巡り合っていない。矢張り中国その他の国に・・先に取られているのだろうか? サンマは小さい!
今植えているスダチの木は40年ほど前におじさんが徳島の知人から鉢植えを頂き、庭に植えていたが、後年家庭菜園に植え替えた。
家庭菜園に植えた頃、庭のダイダイの木が大きくなり過ぎ、剪定したところ樹勢が弱くなった。ばあ様がホームセンターでダイダイの木を購入して、スダチの横に植えた。
そうなると樹木間での交雑が発生し、大きすぎるスダチと小さすぎるダイダイが出来る問題を引き起こした。スダチとして標準的な寸法もあるのだが数が少ない。
皆様方はくれぐれも庭の柑橘植物の配置には ご注意ください。
今年のようなサンマが小さい所に カボスサイズの直径3cmの半切りスダチ・・正直 4分の1で十分である。昨夜 奥さんにこのことを伝えたら、小さくなって絞りやすくなった。
写真をと・・植木にまだ生っているだろうと思ったが・・すでにばあ様により収穫されていた。それでもところどころに採り忘れもあり、写真が撮れた。
あれこれ
スダチは、徳島原産の果物とされます。ユズやユコウ、レモンやライムと同じ、「香酸柑橘類(こうさんかんきつるい)」に分類されます。すだちは『ゆず』の偶発実生といわれていて、今から300年ほど前の書物には『リマン』という名前で、すだちの記録が残されているようです。
すだちの歴史は古く、万葉の昔から徳島の地に原生していたとの説もあります。文献には、本草学者の貝原益軒(かいばら・えきけん)の著「大和本草(1706年)」に、「リマン」という果物の記載があり、これに対し 同じく本草学者の小野蘭山(おの・らんざん)が「大和本草批正(1800年頃)」の中で、「阿州方言ぬだちと云。」と注釈を加えました。これが阿波国(あわのくに=徳島県)のすだちのことだと考えられています。
普通1Kg箱 1500円前後で入手できますので、ヘルニアの手術で入院すると聞いたスダチ好きの知人への 手土産にしました。その弊害か? 又聞きですが 自宅療養中 味噌汁からなんにでも絞りかけ、家族のひんしゅくを誘っているようです。
ご利用・使用についてはまでは おじさん関知していません。それに最近の手術後の退院は早いようですから、自宅療養期間が長いことも聞いてませんでした。