近日はマグロ、イカ、牛肉など高級食材とされるものが、中国などに「買い負け」する状況が生まれているようで、いろいろな記事を目撃する。

まあ これは日本の食文化が広く知られたことの影響も大きい。中国での豚肉から牛肉への嗜好の変化、海産物マグロ・イカなどの消費拡大など・・彼らの食生活に影響を与えたからと思う。またアメリカ人を初めに多くの国が 寿司などで生魚を食べるようになったのも・・・原因と思う。

ここに来て 海産物の獲得の際 競り負けを日本が味わうようになった。だが慌てることはない。何れ経済のバランスが取れて、嗜好が変化すれば元に戻る。

今は 負けるが勝ちと様子を見ていれば良いと思っている。

不動産価格

中国の不動産は原則 国家所有であり、マンション開発業者などは使用権を持っているに過ぎない。日本の地上権・借地権と違い、国家に対抗できない。従ってただの許可証の紙切れに投資していることになる。日本であれば権利を主張出来き、自由な利用・活用を図れるがるが中国では難しい。

基本的な土地制度が違うのに、外国人が自国と同様と思い込み、中国の不動産投資にバブリーに投資したと考えている。

おまけにローン制度も違うようで・・これから沢山の方が泣き、資産が激減していくと思っている。ベース自体が 元々0である紙キレへの投資バブルなので、その下落は悲惨と思っている。

その終局は 多くの中国人の生活は幾らか新しいことが残るが、旧来の中国人らしい生活などに戻っていくと思う。

冷凍

マグロ、イカ、牛肉・・・日本の刺身などの生食の歴史を考えると、そこには保存に対する知恵が大きく左右している。ところが冷凍がそれらの知恵を凌駕して来た。コールド&チルドチェーンを維持できれば・・・となってしまう。

昔 トロは「猫マタギ」と呼ばれた。油が多く痛みが早いためで、猫も食べないと言うことで「猫マタギ」と呼ばれた。

トロが現在は寿司ネタとして、誰もが認めるナンバーワンである。これを支えるのが冷凍技術となった。

一定の所得を得て生活レベルが上がれば・・・どの国でも変化が起きる。起きた変化を維持できるか否かが問題となる時代となった。世界の豊かさが日本の買い負けを生んだことと思いたい。現在の世界経済は不安定要素に溢れるので、また日本が勝つシーンも出て来ると思う。

昔はクルマエビでなければと言っていたのが、ブラックタイガーエビそしてバナメイエビと変化して・・それなりに贅沢を味わっているのが日本人と思う。海産物に関わる方の努力で豊かにして頂いている。

昔から 世界のエビ&カニの消費量は経済力を示す指標であった。今なおこの傾向は同じようなので・・慌てないことかと思う。局所で判断していると、大局が見えないものと思う。それでも確実に日本の相対的国力は落ちているようなので・・若い方の奮励をお願いする。おじさんもボチボチはバイトを頑張り、社会参加します。

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です