さてさて どうなるのか分からない。いつものことのようにクレジットカード清算前に2週間ほど口座にお金を入れておく期間、ネット銀行なので外貨預金して直前に日本円にするなどして遊んでいる。
ここ半年以上 入れては何円か上昇するので、毎月百円少しの定期預金よりましな利息を受け取って来た。今月は入れた時が1ドル138円台なので無理か・・と思っている。一本調子の円安にもならない感覚がある。
さてさて原油先物は100ドル/バーレルを切ったようなので・・後は量が確保できるか否かと言うのが焦点になる。例えば 現在の都市ガスの中心は13Aでありほとんどメタンである。LNGがロシアから入って来ないので、代替え出来なければ火力発電用LNGを都市ガス用に回していかないと足りなくなる。場合によってプロパンリッチなブレンドを 都市ガス会社はしてくるかもしれない。量を確保できればそれなりに対応できる。
LNGでは ドイツなどヨーロッパは取引数量自由なアメリカ物を強引に抑えに来るし、オーストラリアは契約分しか出てこない。インドネシア他からの量を増やすことも、彼らの持つ製造能力上難しい。
「節ガス」の掛け声が上がって、原発再開が政府から表明された。おじさんは現実主義者なので、原発反対を唱える方の論理の甘さを感じている。原発は廃止すべきとは思うが、骨までしゃぶりつくして止めなければもったいないと思う・・おじさん子供の頃から「もったいない」で育っている。
昔 カカオ豆プランテーションでの子供の労働が問題になると同時に、遺伝子組み換えとのバランス問題などの意見が多く出たことがある。先進国であるG7つまり日本などが、金に飽かしてカカオ豆を独占するのが良しとは思わなかった。原発論者の言うことはよく似た論理構成であるとは思っている。単純なイエスノーでは決められない。
行方
2022年3月末現在で 日本の国債の92.4%が円建て債券で国内向けである。その約半分を『円』を発行している日本銀行が保有(2022年3月末現在で48.2%)している。日本銀行は、発行した円を市場に流通させる手段(刷ったお札・硬貨を国に渡すこと)として国債を買っているだけなので、日本の国債の内、日本銀行が保有する国債は、返済不用であり 借金ではない。
残りの約半額の国債も、日本政府が、日本国民や日本企業に借りたものであり、日本の国外に出る資産ではなく、政府の外債としての借金ではなく、日本国民や日本企業の資産である。
つまり、日本の国債の92.4%は、日本の国内資産であり、実質的な日本の借金は、日本の国債総額の1/10以下となる。
外債ではないのでどうすると言っても・・考えるだけ無駄。よく言われた札を刷らして増やせばよいと似たような状況である。
後は資源の輸入に伴い 円は国外に出されるが、世界一の債権国家でもある日本はドルが勝手に流入して来る。実質的にドル高要因が・・ほとんどない・・と言うことは・・円が世界に足りてないのと同じである。製品値上げの声は多いが 物価は加重平均であり 現行の物価変動数字が小さすぎ。日本の持つ債権の「緩衝効果」が大きすぎるとの感がする。
ここは、世界市場での麦・コメなどの穀物価格、LNG・原油などのエネルギー価格など情勢を見守るしかない。円安になれば再度 輸出の回復などに期待することにして・・おじさんは年金極貧生活で耐え忍ぶしかないと思っている。
と言うことで 今月は大きく下がればドル預金もありかとは思ってはいるが・・期待できないと思う。従って今月は 楽しむことなく大人しく月末を迎える予定である。