6月にカナダ及びオーストラリア軍機が中国軍機の妨害を何度も受けたと発表したことに対し、「中国への偵察や挑発を行い、中国の国家安全に危害を及ぼしている」と非難。その上で「断固とした反対」を中国は表明した。

そう言えば数年前自衛隊とも引き起こしていたことを思い出して調べた。2016年TBS系(JNN) 7月5日(火)2時12分配信記事が上がっていた。

先月、東シナ海の上空で中国軍の戦闘機が、日本の航空自衛隊の戦闘機に接近し、攻撃動作(ドックファイト)を仕掛けたとされる問題で、中国国防省は4日「挑発行為を行ったのは日本の戦闘機の方だ」と非難しました。これは先月、東シナ海の上空で中国軍の戦闘機が航空自衛隊の戦闘機に対して攻撃動作を仕掛けてきたと、航空自衛隊のOBがインターネットのニュースサイトで明らかにしたものです。

中国政府は当初この報道を「事実無根だ」と否定していましたが、4日になって国防省が記者の質問に答える形で「先月17日、中国の戦闘機が通常のパトロールを行っていたところ、日本のF15戦闘機2機が高速で接近し、射撃用のレーダーを照射した。

それに対応するために中国機が攻撃動作を取り、日本機は退避した」と主張しました。

おじさん専守防衛と言うお題目のままで良いのかと思っている。言い換えれば 第2次大戦中のプロペラ・機関銃で戦うことを想定したルールに近い考えで 対応・戦闘させて良いのかと思った。発射されたミサイルで撃墜される可能性が極めて高いジェット・ミサイル時代に、撃たれたら撃ち返すだけの自衛隊パイロットに、確実に死ぬかもしれない覚悟を強いることである。おじさんの私見であるが、一定の基準を超えた敵対的相手に火器の使用宣言・許可にて、発砲を認めないといけないのではと思っている。

英雄

中国軍機・軍艦などが日本の自衛隊機に対して、無謀な挑発行為を過去これまでにも何度も繰り返している。東シナ海の上空での出来事ですから、目撃者は誰もいません。つまり「言ったもの勝ち」です。もちろんこの中国の報道官の発表は、いつものとおりの勝手気ままなウソであり、そんなことはマスコミも十分に承知しています。

中国の報道官は何の根拠や証拠も示さず、いつも好き勝手なことを自由に言います。韓国も同じ様なもので「特亜:特定アジア」と呼ばれている国はそんなものです。マスコミのいけない点は その後の展開を抑え過ぎていることです。中国での取材に支障が出るからでしょうか?

自衛隊機はたとえ中国軍機に領空侵犯されても、先に攻撃することは許されていません。あれあれと言う間に、日本の都市が相手の搭載するミサイルの射程範囲に入られ、発射された後では後の祭りとなります。時代遅れの考えで 自国民を死にさらすようなものです。

現在は戦闘機間の攻撃でも ミサイル回避しても相手を確実にと思えば、一発だけを発射することはなく、一発目が回避されることを想定して 即二発目と続けて発射できる時代です。

自衛隊機がそれらのミサイルを全て回避しながら、逆に中国軍機に対してミサイル攻撃を仕掛けることなどほぼ不可能です。攻撃を受けたら、それで終わりだということです。

その時に状況は、第三者が公平な目で見ているわけではありませんので、どっちが先に仕掛けたかなど、誰にも分かりません。中国軍機のパイロットが「自衛隊機が先にミサイル攻撃をしてきたので、それを回避してこちらもミサイルを発射したのだ」と言えば、言ったもの勝ちです。

戦争とは残酷なもので 攻撃され命を失って英雄、攻撃して生き残っても英雄となります。

安全な場所からどうこう言ってもその状態が変わることはありません。憲法9条は憲法前段にある「諸国民が平和を希求し、その人々を信じるに値する」からこそ成立します。もう少し考えないと時代あるいは不誠実な相手に対応出来ません。悲しいことですが現実です。

投稿者

おじさん

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