日本であれ他国であれ、経済成長・経済復活する重要な要素に人口増加がある。常に経済成長は人口増を引き起こしていく。
現在 中国が人口増が止まり同時に経済成長も止まって来た。さらにコロナによるロックダウンなどに伴い若年層の失業率が20%近いとくれば、社会主義・共産主義国家で失業はあるのかと言う素朴な疑問までも湧いてくる。毛沢東時代に人口の急増した世代がどんどん引退して・・国として年金の積立期間もなく また圧倒的人口のため、老若の比率は日本を追い越しだした。
おじさんは中国に投資したことが日本の凋落を招いたと思っている。一時的に安いコストで生産出来たが、資本移動の自由がないので、金は中国国内で再投資しかなくなる。基本的な資本主義的要素が失われた国と見做して付き合うのがベストである。おじさんが昔仕事を頂いていた会社も、中国からの送金には いろいろ工夫していたようである。帳簿上は利益もあり、問題ないが実質その利益を持ち出すことが出来ない。持ち出せるのは限られた勘定のみと聞いた。
生産拠点を日本あるいは他国に移動しようとしても無理が出て来る。従って中国の政策に巻き込まれてにっちもさっちもいかなくなる。ソロソロ消費市場としての魅力も下がって来たので、関係の再構築を考えないといけない。
鶏と卵
この辺りの循環を断ち切るには・・考えていると「鶏と卵」になってしまう。日本国内経済を拡大させるにはどうしても一時的に日本国内に還流するお金の量を増やさないといけない。あるいは中国以外に投資していくのも同様である。
企業が国内回帰するのであれば、熊本の半導体工場のように 政策的に工場立地などに協力することも可能である。またソフトウエア開発など人を育てるあるいは外国人労働者・経営者を国内に呼び込むことも可能となる。
ソロソロ従来からの景気浮揚策も 連綿と繋がる公共工事と同じではいけなくなる。公共工事の作業員であれば賃金に大きな差はないが、業種によっては大きな金額差が生まれる。今の時代には賃金体系・企業会計もあるが、変化スピードに合わないように思う。
これから将来 何を求めて、どんな人を育てればいいのか?疑問は尽きない。だが 引退した年寄りなので、まあ若い賢いのが考えてくれると・・本日はバイトなので カツカレーに発泡酒などで体力だけはつけて置こうと思う。・・・だから 血糖値と中性脂肪が下がらない。