仕事に行き詰ったり、ミスを繰り返したりした時など「この仕事 俺に向いてない」と思った時が何度もあった。今思い返すと何でその位で 思ったのかと不思議に思うことも多いような気がする。幸い おじさんは「自分はこの仕事 俺に向いてない」と決断を下し、仕事を辞めることはなかった。どちらかというと家族の事情・仕事の将来性で色々仕事を変えて来た。
今思えば仕事してた頃・・ミスを繰り返さないためにはミスしても致命的でなければ良しと考え、フェイルセーフになる行動を考え、対処するようにした。それでもミスは発生する。その都度 人・作業などでの段取りと言うか順番を調整しながらミスしにくいパターンを確立したと思う。
それでもやってしまった時は 事前に根回しと言うべき「ほうれん草(報連相)」を活用して一人で背負いこまないようにした。仕事は皆でするものと、普段からリードテーマを唱えることを忘れたことはない。
「仕事が向いてない」と言い出す奴は、能力のあるやつを自分でライバルのように思い、自己評価を下げてしまった勝手な奴が多いと思った。仕事を始めて失敗もせず、仕事を普通に・当たり前に出来ること自体が稀有と思っている。失敗するから対処策を練り、実行して対応できるようになるのが仕事である。
「仕事が向いてない」と思った時は、自分が仕事に対してスムーズにこなすために考えたことを思い出すことである。そんな経験が無ければ、最初から仕事をしてないのと同じである。自らの行動を思い出して、仕事に対してした工夫のない方は「仕事に向いていない」か「能力が高い(自己評価だけもあるが・・)」ので辞めれば良い。
何かあれば再度辛抱して 仕事全体から考えること・仕事することをお勧めする。
自分で解決
人の才能・能力は平等ではない。おじさんは引退したが、同級生には今も現役で頑張っているのもいる。若い時から自営業などであればそんな奴は多い。ところが60歳過ぎまではサラリーマンであったが、60歳過ぎから自営を始めた友人がいる。
若い頃 スクールに通い 弁理士の資格は取ってはいたが、サラリーマンを続けた。退職金も貰った後、努めていた会社で嘱託デビューせず、法律事務所に転職していった。嘱託でいるよりもより長く勤務でき、子供が司法試験に受かったので、何れ法律事務所を開設する際の助けになればと決意したらしい。
司法試験が文系の一つの目指すべき資格であり、弁理士は工業系の特許などに関わる資格である。企業法務の中では必要とされる。事務所を親子でやれると見込んでの計画だったと思う。
彼なんかを見ていると「向いてる向いてない」は 自分で道を探し我慢し工夫すれば、解決できるようにも思う。考えれば退職金を満額支給され、年金も貰い法律事務所のフェローとして仕事して・・羨ましい人生を歩んでいると思う。反面 50歳手前 忙しい仕事の後の夜間スクール・通信教育をこなしたご褒美を 今手にしているだけとも思える。