現在進行しているウクライナの戦い ネット上にも戦闘シーンがアップされる。見ているとTVドラマのような戦闘画面を見るとこの先どうなるのと思えて来る。
衛星画像で相手の大まかな動静を掴み、ドローンで更に相手の位置を確認して位置を座標として捉えて攻撃を指示する。攻撃した結果もドローンを飛ばして確認し、フィードバックする。場合によってはドローンで攻撃となり、画面を見ながらゲームの如く攻撃する。そこには恐れ・恐怖・戸惑いなどはなく実行される。TVゲームと言うほかない。
今回の戦争 ロシアとウクライナの兵器・情報の非対称性が如実に現れたように思う。将来の戦いを想像でき、隠れた残酷性に気付かないと人間性が失われていく
戦い方の変化
大河ドラマなど平安末期の源平合戦が出て来るようになったが、集団戦となる前の形であり、戦う人間の節度・慣習・相手へのリスペクトが問われるシーンが多い。
おじさんは源義経を評価すると同時に、戦い方の変革者であったから戦いに勝てたと思う。
いつの時代でも変革を成したもの 転換点を作ったものがのし上がれる。壇ノ浦など海戦では 船の操船を担う水夫(かこ)を撃たない慣習を破って、平家側の操船をダメにして勝利した。
源頼朝は「地頭制度」と言う武士を管理する社会制度を作り出し、単純に武力が強いだけなど、個人の持つ能力・武力だけでは集団を統率できない限界を打ち壊した。
常に変化・進化するものが生き残れる。
ロシア
現在ロシアは従前から変わらぬ戦闘体制と戦闘システムを持ち込んだだけなので、痛い目を見ている。従来戦争してきたのが 国力が自分より下の国家であり、武器体系が変わらない あるいは以下との戦いである。
今回ウクライナは軍事援助を受け、アメリカ・西ヨーロッパと同等の兵器を湯水のごとく使用し、リアルタイムな情報を武器にしてロシアと戦ってる。
普通 金のない国家には多くのミサイルを用意できないが、今回は後方からどんどん送られてくる。ウクライナ国内付近に戦闘を限定するためだろうが、送られてこないのは長距離攻撃兵器だけである。
ロシアも引き時を分からないようで・・自ら国境線に戻れば、人的被害を受けないものをと思う。