先週 赤みを帯びた様子が、本日は色が抜け些か大きくなり、末端から緑の葉が伸びている。近くにウグイスの拙い「ホーホケキョ」を聞きながら、山沿いを散歩する。「ケキョ・ケキョ・ケキョ・・」と谷渡りのリズムが聞こえて来た。パートナーが見つかったのかもしれない。これは鳥好きの方からの受け売りである。どこにも好事家(こうずか)が居り、楽しみ方を教えていただくことに感謝する。
先ほどすれ違った方から明日は天気が崩れると聞く。自然は知らぬ間に少しずつ姿を変えることを日々発見し楽しむ。
あれこれ
河川の土手など、湿り気があり水はけと日当たりの良い場所に自生する落葉性の樹木で、愛らしい形の花穂と春を告げる花のひとつとしてもなじみ深い樹木です。 花穂を猫のシッポに見立てて、ネコヤナギの名前があります。
花穂は太めの円筒状で絹のようななめらかで美しい毛で覆われています。雄株と雌株が別々の雌雄異株(しゆういしゅ)で雄株は雄花、雌株は雌花を咲かせます。花穂は雌花より雄花の方が大きい。
3月から4月になると花が咲き始めます。咲くと言っても目立つような花びらはなく、雄花は先端にオレンジ色の葯(やく)のついた長い糸のような雄しべがたくさんあらわれ、葯が開くと黄色い花粉が出てきます。雌花は先端が黄色っぽい短い糸のような雌しべが付きます。花後、雌株は果実を付け熟すとはじけて中から「柳絮(りゅうじょ)」と呼ばれる綿毛に包まれたタネを出します。葉は細長いだ円形で枝をはさんで左右互い違いに付く互生、裏には灰白色の毛が生えています。
どうでもよいこと
ネコヤナギとくればおじさんは「天才バカボン」を思い出す。
なぜかと思えば・・聞けばお判りになれるかと?
本日も「それでいいのだ!」と唱えつつ、「人生をエンジョイなのだ!」と締めくくる。