老後資金に考えたとき、2000万円問題が多くの方の頭に浮かんで、思考にタガをはめるようである。おじさんはそのお金 今すぐ目の前に積まないといけないの?と悩む方に問いかけてみたい。逆におじさん子供が大学に進学する前には1000万円超える預貯金があった。それが見る見る減っていく経験したので、お金を貯める過程以上に、減る過程は心にきついと体験した。大学生1名を養うには新卒社員の給料と同じで収まらず、大学・学部によってはプラスが付く。稼いだ端から消えて、おまけに貯金も減っていく。
それゆえに 2000万円問題は 月々ボトボチ入ってきて、死ぬまで賄えれば十分と思っている。
そんな訳でおじさん現状まとまった老後資金はないが、そうストレスとなっていない。加えて子供が大学を卒業した後、稼ごうとしたが、コロナ・造船不況で仕事量激減。ばあ様を看ることもあり、潔く仕事を辞めた。
現在はアルバイトでいくらか稼ぎ、別途投資先からわずかな配当もある。年金以内で暮らしていれば大金にはならないが、おじさんの葬式代程度は何とかなるだろうと思っている。
もしタネ銭が溜まり、景気が良くなれば新たなことを始めればよいと思っている。そんなチャンスが巡って来た際 意欲が勝つか?歳が勝つか?が人生の分け目である。
ボチボチ
現状 目の前に十分な老後資金を積むことは、情けないながら無理と思う。だがそんなに気にしても仕方ない。お金は日々の流れの中で動いていくので、目の前に留まるのは少額でもどう変わっていくかはわからない。貯金はないがいくらか不動産を持っているので、担保に差し出だして借りることも出来るかと思う。
取り合えず会社休止の際に対外的借金は0としたので、このまま継続出来れば 銀行あるいは他人様に迷惑を掛けることもない。
サラリーマンと違いキャッシュフローを見ながら、考えながら生きてきたので、精神的にストレス慣れしているだけとも言える。
もちろん素直に言えば、老後資産が数字として潤沢に確認できている方はうらやましい限りである。しかしまとまった資金があっても、人間はストレスを生んでしまう難儀なものと、体験上 思っている。
基本
おじさんの行動の基本は、自分がされて嫌なことあるいは嫌な思いをしたことは、他人・家族などにしない。単純なポリシーではあるが、人に迷惑を掛けず、日々楽しく暮らすことが大事である。
執着は人を歪めてしまう。特にお金!お金!と執着があれば、行動は自然に歪んでしまう。そう考えれば、昔のように子供へ特段の配慮・お金の準備などしなくてよいので、ストレスはかなり低い。さらに近日は 周囲の方にも気を使うことも減ったのもストレスフリーに拍車がかかっている。
マウントを取るような行動もせず、女子カーリングチームのように「そうだね」とうなづきながら適当に暮らしたい。のんびりしながら、今月も大丈夫だったと 自然にお金が流れてくる生活が理想である。だがこの理想 日本では 人口減少があり無理なことと理解しているので、単純には成立し難いことが明らかである。
生涯続くのは絵に描いた餅とあきらめ、元気なうちは アルバイトと決めている。