トンガでの火山噴火が環太平洋に津波をもたらしたが、その後の情報が余り入ってこなかったがやっと入り出した。ニュージーランドとオーストラリアが軍用機を飛ばし、偵察を行った。空港は火山灰などで使用不能で着陸も出来なかったようである。

トンガ大使館の公式発表がありいくらか具体的に分かって来た。

・津波は15メートル

・国内外の通信は噴火による海底ケーブルの損傷により遮断、使えるのは衛星電話と高周波無線のみ

・光ファイバーケーブルの損傷のためインターネットはダウン

・複数の島で甚大な被害

・海上および航空輸送は埠頭の損傷、滑走路への降灰により困難

情報も来ないのも当然のことと思う。さて世界各国どう救援するか?正直軍用機材のみが対応出来るのだろうかと想像する。

日赤・NHKなど公的団体での寄付金窓口立ち上げがまだのようである。早くしないと便乗するアホが出て来そうで心配です。

各国政府

日本の松野博一官房長官は1/18日の記者会見で、大規模な海底火山噴火の被害を受けた南太平洋・トンガから、正式な支援要請を受けたと明らかにした。具体的な支援内容や輸送手段などは「今後、トンガ政府と詳細に調整する」としている。

ニュージーランド軍は18日、人員や支援物資、ヘリコプターを載せた軍艦1隻をトンガに向け出発させた。

オーストラリア軍も医療資材やヘリを積んだ軍艦の派遣を準備。到着に5日ほどかかるという。支援物資を積んだ輸送機も出発できる態勢を整えている。上空からの物資投下も検討している。オーストラリアのメディアによると、空港の復旧は20日以降になる可能性がある。

この艦艇の到着日数を聞いて日本も早くと思った。日本の「おおすみ」などの輸送艦は艦隊スピードに近い速度が出ると同時にエアクッション艇を積んでいる。自衛隊の方々には自国の災害に出動いただきご苦労様とは思いつつ、重ねて奮闘されることを期待している。特に重機の陸揚げなどの手段はエアクッション艇でのビーチング上陸などしか考えられない。火山灰あるいは先日沖縄であったような軽石の流れ込みのため、接近接岸も難しいかも知れない。詳細が見えない状況での準備を求められていると想像するがベストを尽くされたい。

災害見舞い

コロナが流行している状況で現地での交流は難しい。感染防止をどうするかなど難問がどんどん出て来るかと思う。日本から機材を持ち込んでも使用方法などの説明となれば、手取り足取りの言葉の如く接近・接触しないでは無理である。現地の方々そして入っていく活動される方の医療体制・後方支援など多重的にしないと足りない。考えると難問山積みである。

何も大したことも出来ないので、本日 ネットでポチリとしたく捜したがまだ日赤など公的団体での窓口立ち上げがまだのようである。こんな時 怪しい窓口を開くバカが出て来る。そんな奴らを皆さんの力で排除しないといけないとも思う。

同時にここに書いてしまうが、千羽鶴・寄せ書きなんぞは被災地に送るだけで迷惑である。お気持ちは瞬間嬉しいが、貰って保管・片づけに困る。生鮮食品・調理に手間のかかるものなどは現地での加工など調理器具も不足する中では管理し切れず無駄になる。

先ずは貰った時のことを考えて準備することが大事である。デリカシーのないおじさんは迷惑とならない様に金銭としたいが・・窓口開設まだのようである。