本年 最初の鍋は「かに鍋」であった。カニはおじさんが年末にペイペイボーナスポイントで購入して冷凍庫に入れていたものである。何でも使えるようにと殻をむいた生脚ポーションとしていた。レンジの片隅に「カニ・・」スーブパックがあるので、出汁が余り出ない殻なしポーションでは当然のことと、煮えている鍋を見て思った。

早速席について頂くがカニの身が引き締まり過ぎている。さては・・・解凍十分にしていないのを煮込んだと思ったが・・・「言わぬが花」と決め込んだ。正月から物言い付けるのも大人げないと思った。

閑話休題 塵も積もれば山となるとの格言通りペイペイの少ないボーナスポイントでも結構貯まるものである。日々の精進がそれなりの結果となった・・とまでは言わないが、お手軽に貯まっていた。

カニの事前解凍

同じ冷凍でも カニが生なのかボイルされているのかで 解凍手順が異なる。

ボイルであれば解凍も結構ラフに取扱ても、味はさほど変わらない。実を言えば 数年前 子供全員が帰省したので、殻付きボイルカニ脚5Kg以上の殻剥きと殻なしポーションをおじさんが解凍して準備した。おじさんは説明し、奥さんは横で見ていたが・・何も残っていないようである。

生の冷凍ものは7割程度解凍していないと食味が変わってしまう。解凍には流水解凍か冷蔵解凍となるので、朝 冷凍庫から冷蔵庫に移さないと、夜食べるには解凍不足となり硬くなる。解凍に10時間位掛かるので献立前には時間が必要となる。奥さんはスーパーに入って見ながら献立を決めるタイプなので、ボイルにしておけばよかったか?とも思った。

しかし 生の脚ポーションは天婦羅・バター焼きなどが美味しく食べられるので捨てがたい。さらに生食可能つまり刺身も出来るポーションもある。それに おじさん個人的指向として「フグのから揚げ」「カニのバター焼き」など高級食材でも、幾分普段使いのように料理したものが美味しいと思う。

言わせて置こう

奥さん カニの身が堅いことを新しいのかな?煮すぎたか?と言っていたが、聞き流して否定しなかった。更にやっぱり「肉」がいいなと言っていた。平和である。

昔 父と連れらって居酒屋でフグを食べている時、ばあ様は何時もフグを洗いすぎて味が落ちると 父が言っていたことを思い出した。そうだ!と思い当たった。父も然り ばあ様も然り 皆 然りである。

奥さんも屁理屈言い続けて60余年なのだから、多少言っても聞く訳がない。まあ言わせて置くのが楽だと思う。下手なこだわりは 身を危うくするとの格言めいた言葉もある。

子供の頃見たヒーロー番組の最後と同じ。「画して今日も平和が続く」・・・良き正月かな!

投稿者

おじさん

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