今日は首にハリがあり、急激に頭を動かすとめまいがする。例年秋口の気温低下時に悩まされる頚部捻挫の後遺症である。ここ数日の話題がコロナ後遺症の話が出て来ているので、皆さんの心配も判る。
おじさん ほぼ４０年付き合って来たので、後遺症の発生する条件の特定が出来ている。傾向が出てきたら 体を冷やさず、首にタオルを掛けて保温を心掛ければ１週間ほどで大丈夫となる。この時期に無理をすると更に数週間 先の病状が継続する。
また子供の頃は発熱による４２度近い体温の高さから、心音に異常をきたして（多分 心臓弁膜症だが 当時は心電図など無く医者が心音で判断していたようです。）少し走るのも 息を切らしていた思い出がある。成長期であるのが幸いだったのか、５年程で回復したが親にとっては心配の種だったらしい。
これらの経験から、事前予防を心掛ける生活を旨としている。お酒も回数と量 日々の運動などで糖尿病境界以上にならない様に勤めている。近所の方がいつの間にか失明し白杖をつき、介添え役が付いているのを見た。糖尿病 病気と発症そして後遺症に気を付けないといけないと改めて思った。糖尿病は傍で見てても判らないが、ダメージは大きい。
コロナ後遺症も同じように傍から見ても判らない自覚的なことが多い。コロナにかからないように努力が第一であるが、罹れば仕方がない。何か対処策はあるのか調べてみたが、これと言った朗報はないようです。取り敢えず大事なことはメモを起こし、個人的に記録しておくのが大事と思う。発生する傾向が掴めれば対処策などが打ちやすい。特に自覚しかない場合、心因的なことも含めて日記などをお勧めする。
年寄りの言葉で「日にち薬」のようである。経過が良くない場合は早期に県などの設けた公的相談窓口などを受診されるのが良い。だが早計に直すことは難しいようです。
コロナ後遺症
新型コロナウイルスの感染から回復したあとも、多くの人に後遺症が表れている。
東京・世田谷区の調査では、感染者の半数近くが「後遺症がある」と回答し、長期にわたり、症状に悩む人も少なくない。世田谷区の調査によると、後遺症はすべての年代で見られ、中でも30歳代から50歳代では、感染者の半数以上にのぼる。
また、10代では30.2％、10歳未満でも14.3％など、子どもや若い世代でも、顕著に後遺症が見られる。
複数回答可能のため 症状として最も多いのは、嗅覚障害で54％、全身の倦怠（けんたい）感が50％、味覚障害が45％などと続き、そのほかにも、せき、息苦しさ、脱毛、中には、記憶障害が10％の人で起きていることもわかり、新型コロナの感染から回復しても、後遺症に悩む人が多い実態が浮き彫りになっている。
他の 日本での電話調査（63名）では、発症から60日たった後にも嗅覚障害（19.4％）、呼吸困難（17.5％）、倦怠感（15.9％）、咳嗽（7.9％）、味覚障害（4.8％）があり、さらに発症から120日たった後でも呼吸困難（11.1％）、嗅覚障害（9.7％）、倦怠感（9.5％）、咳嗽（6.3％）、味覚障害（1.7％）を認めています。また、24％に脱毛が見られ、発症後30日から出現して、約120日まで認められています。持続期間は平均76日間となっています。
まだ回復から１年を経たない方が多いので、今後の調査が気に掛かるところです。
海外での後遺症
最も早い報告はイタリアからの報告でした。この報告によると新型コロナウイルス感染症（COVID-19）143人の回復者のうち、回復後（平均2か月後）に87％の方が何らかの症状を訴えていました。症状のうち倦怠感が53％、呼吸困難感が43％、胸痛が22％に認められ、その他関節痛、咳嗽、嗅覚異常、など様々な症状が認められたそうです。
アメリカの電話調査では270人の患者のうち65％で7日程度で普段の健康状態に回復したものの、35％の人が2～3週間後も普段の健康状態に復帰していないと回答しています。
不妊
おじさんの同級生に成人後の「おたふくかぜ」となり、高熱が続き無精子となったものがいる。今回のコロナも高熱が続くので、同様の事態となる方が多いと見込まれる。ワクチンで不妊と言われる風評を流す方がいるようだが・・・思わず変なのとしか思えない。パラドクスの狭間に落ちていることが想像できないとしか思えない。
男性の場合は 「種なし」と言う事で理解しやすいが、多くの場合は女性での話と思われる。医者でもないので説明しがたいが、昔から何かあれば「不妊」などに結び付け運動を起こす方がいる。子宮頸がんワクチンについても同様に日本では普及していない。原則 自己決定して結果を受忍すべきことなのでご自身で調べられることが大事と思う。
蛇足的に不妊を後遺症に追加した。年寄りの戯言 良し悪しは読まれる方にお任せする。