立憲民主・枝野幸男代表インタビュー 「まっとうな政治を取り戻し、支え合う社会に」(東京新聞 2021.8.27)ついて読んだが、埋蔵金事件と同じ構成・構造であり 信頼に足ると思えない。こんなこと云っているのでは、委員会だけで十分 国会を開催しても実りは無いだろうと感じた。
そんなことより現行法による規制関連の見直しそして時限立法による緩和、色々決めて設備設置許可などの見直しが急ぐのに、バッカじゃないのと思わずには・・・いられない。
例えば近日話題となっている酸素ステーション 酸素濃縮器を置いて供給する程度なら大丈夫と思うが、本格的な供給設備は短期間に作れない。マスコミ他の人間の発言も 技術的裏付けをチェックしての事とは思えない。酸素濃縮器で適当なものを構成するだけで良いのにと思いつつ・・・それなら各患者宅に貸し出しだけで変わらないと思いつつ書いている。まあ監視体制・見守りの構築目的であると思えばこれもありか?と思うことにする。
酸素供給設備
酸素設備は高圧ガス取締法などの法規制があり、大容量を設置場所については保安距離などの影響を受ける。ごく簡易的にとしても標準的な継ぎ目なし容器で設置するなどしても幾分緩和されるが、大量供給は出来ない。 大量供給は タンクローリーによるバルク供給がベストとなる。
例えば 3リットル/分で供給した場合 60分では180リットル 24時間では4400リットル=4立方メートルとなり、黒く塗られた 高さ1.5m程の標準的な継ぎ目なし容器の半分以上を1日1患者で消費する。50人収容・供給するなら切り替え操作と予備を考えれば30本以上を連結した設備となる。正直 誰が管理・運営するのか?法律的には一時的でも グレーゾーンに入ってしまう。
また 酸素供給設備の配管などは「禁油」としなければならない。製作には切削オイルなどが付くので 最終的に洗剤あるいは有機溶剤による洗浄が欠かせない。それも循環させるなど手間が掛る。そんな訳で継ぎ目なし銅管でと言いだしても、現在 資材高騰・不足で価格・工期はとんでもないことになる。
なおバルブ等も特殊となり数量・価格的にも数量は急には対応出来ず、価格もそれなりに高額となる。
従って酸素濃縮器で適当に行うしかないと思っているが、機器で酸素供給が足りない方の対策をどうすべきかを考えるべき時期と思っている。でも・・・誰も言いださない。政治が目の前だけしか見てないような感がある。 酸素濃縮器 のメンテナンスと修理・回収などは 個人貸し出しより効率は上がる程度と思っている。
立憲民主など野党は政権外にいるのであるから、アイデアを専門家の助けを借りて、具体案として提案するなどが大事と思う。ノイジーだけの対応では「埋蔵金騒動」同様に 開けてみれば、具体的なところが何もなかった時のような 反省が出来ていないとしか言えない。
いま政治がやることは 緊急時と考え 法令の緩和など運用面での融通が取れるようにする程度である。
そんな訳で おじさん「枝野 顔洗って出直してこい!」と思っています。
大量PCR検査
最初に伝えておきたいのは 立憲民主党始め野党関連は、「できないこと」を言うなであり、「できること」を言うようにしないと 誰も信用しない。
昨年 年末から話のあった 立憲民主党 の首長である広島 「大量PCR検査」いつの間にか断ち切れ線香のようになってしまった。
ゼロコロナを目指している中国なら理解出来るが、安倍政権当時からウイズコロナで政府は動いている。中国のように個人に国家の強権を発動して抑え込むことは 日本では難しい。ゼロコロナを日本で目指すことは出来ないと理解し、施策を考えるべきと思う。馴染まないアイデアを持って来ても役にたたない。
出て来た言い分が 「自粛と補償をセットにし、東京で1日の新規陽性者50人程度を目標にする。50人とは感染ルートをきちんと把握できる人数で、新規感染者が出ても広がりを抑えられる」と来た。
現在はどうやってそのレベルに持って行くかのアイデアを求められているのに・・・。これでは 小学生の夏休み前に描いてしまった絵日記より、始末が悪い。いい歳して・・・・ウザイとしかない。
[東京新聞 2021.8.27]
https://www.tokyo-np.co.jp/article/127009?rct=politics
何となく計算
おじさん 技術系なのでツイツイ計算してしまう。
2020年の人口動態統計データだと年間138万人亡くなるのが日本です。1日あたり3780人。
コロナ死者数が累計で15768人だから人口に対しては0.01%となる。
コロナ死者数は2020年1月1日からのデータであり、今日までで600日、死者数を日数で割ると平均で26人/日になるので1日あたりの日本での平均死亡数に対してのコロナ死者は0.6%でしかない。
癌で年間37万人、心疾患で年間20万人死亡している。老衰で亡くなる人数が毎年 12万人いる国で考えれば多いとは言えない。
ワクチン接種直後に老衰でなくなっても、接種後の死亡としてカウントされる可能性もある。若い方の死亡と異なる見解で見て行かないといけない。どう情報をまとめ伝えるか難しいと感じます。
コロナは無症状でなんともない方から、長時間苦しみ 亡くならないまでも苦しむ方が多いのが特徴である。罹患する年代も広い。現状と病状を考えると 如何に罹患後の苦しみを最小にしていくのが 大事なことと思う。つまり呼吸を助ける酸素濃縮器などのリース、巡回検診など患者に対する「ケア・心の緩和」であると思います。
「 ケア・心の 緩和」がこれから先のキーワードのように考えています。それに合わせ医療などを構築すれば良いのかもしれないと思っています。しかし具体的に 罹患した方にどう伝えるかと言うことは難しい。
保健所などで 手間を掛けるあるいは対応できる人間の数にも、限度がある。
昨日 かかりつけ医のような小さなクリニックで陽性患者が治療費についてごねて数時間とのニュースもあり、千差万別 人は異なるので対応の難しさが判る。万事絵に描いたようには動かない。
最後に 何もできない無力のおじさんですので、日々 コロナに罹って、周囲に迷惑とならぬ様にと注意しながら暮らしてます。これで目一杯!で周囲に手が回りません。