近所の庭の片隅の畑に植えたスイカ 今年も元気よく育っている。電柱がこの側にあり、虫除けのアンバー色の街路灯が このスイカを夜は照らしている。先日 桃農家も害虫予防にアンバーのライトを使うとのことを聞いた。昔から キャンプなどではランタンの「ホヤ(ガラスの風防)」をアンバーにしてテーブル周りから虫を避け、少し離れた所で メインのランタンに虫を引き受けさせていた。最近はアンバーのホヤを見かけないのでLED時代に合わせた変化と思っている。
持ち主より 病害虫被害を受けたことが無い原因と思うとの意見は聞いている。真偽のほどは判らない。
話が逸れそうなのだが、このスイカが良く出来る。昨年のコロナ蔓延により 孫・子が帰省しなくなったので、今年は花を摘み取り、伸びるツルを取り 収穫数を調整している様である。
あれこれ
スイカ(西瓜、水瓜、学名: Citrullus lanatus)は、果実を食用にするために栽培されるウリ科のつる性一年草とその果実。
原産は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯。西瓜の漢字は中国語の西瓜(北京語:シーグァ xīguā)に由来する。日本語のスイカは「西瓜」の唐音である。中国の西方(中央アジア)から伝来した瓜とされるためこの名称が付いた。
現代において世界各地で主に栽培されているスイカ(ウリ科スイカ属ラナツス種ブリガリス亜種)の原種は、アフリカ北東部コルドファン地方(スーダン)産コルドファヌス亜種である可能性が高い。
古代エジプトの4000年前の壁画にスイカが描かれているが、当時は種子のほうを食べていたとみられている。ツタンカーメンの墳墓等、4000年以上前の遺跡から種が発見されており、各種壁画にも原種の球形ではなく栽培種特有の楕円形をしたスイカが描かれている。
日本に伝わった時期は定かでないが、室町時代以降とされる。天正7年、ポルトガル人が長崎にカボチャとスイカの種を持ち込んだ説や、慶安年間隠元禅師が中国から種を持ち込んだ説がある。『農業全書』(1697年)では「西瓜ハ昔ハ日本になし。寛永の末初て其種子来り。其後やうやく諸州にひろまる。」と記されている。日本全国に広まったのは江戸時代後期である。しかし、果肉が赤いことなどから受け入れられず、品種改良による大衆化によって栽培面積が増えるのは大正時代になってからである。
今年も孫の訪問に合わせ、一番なりの大栄スイカを入手。アイキャッチ画像には 半切りにスプーンで向かう姿とした。おじさんは 大きなものでも 色々挑戦してみることが大事と思っている。やっていることのお行儀は悪いが・・・無礼講のジイ家の内である。