ゴルフの全米女子オープンで笹生優花(19歳)が、畑岡奈紗とのプレーオフの末、メジャー初優勝を果たしました。日本人の父とフィリピン人の母を持ち 現在19歳なので国籍は22歳(20歳だったか?)まで2重国籍可能である。日本に帰化して頂くと良いが 個人の自由である。なおオリンピックにはフィリピン代表として出るようです。先日 マスターズでの松山英樹に沸いたが、ゴルフでは良いことが続いています。

ゴルフも仕事もスコアをまとめるだけと考えると面白くない。誰かと競い合う勝負あるいはチャレンジがないとおもしろくない。スコアをまとめて自己満足いう点から見れば おじさん賛同しかねる。力いっぱい打って楽しむことがないのも精神的には疲れる。・・・かと言ってオーバーしてグリーンを往復するのも精神的に疲れる。

人間とは欲な生き物である。ゴルフなどではこの辺りの考え方で練習場での練習の仕方が変わる。普段練習場で力いっぱい飛ばす訓練だけをしていては及ばない。普段からコントロール重視の練習も加えないといけない。如何にタラレバを減らすかの工夫である。

仕事も同じである。お日様 西西日が暮れて仕事を終える時間を待つのも疲れてしまう。メリハリのある仕事・打ち込む仕事をして満足感があると思う。

子供が高校生の頃、練習場に連れて行って基本的なクラブの持ち方とダウンブローに打つことパンチショットなど一応教えた。また スイングする短時間では 人間の体は思った通りに動かないないことを伝えた。昔 おじさんがレッスンプロから教えられた練習方法などを伝えた。

若いことは吸収が早く 半年もたつとドローで同じくらいの距離を打ち、クラブごとの距離も番手通りとなった。だが 同時に一端のことを言うようになる・・おじさんの子供のためか、若さか 謙虚さ・遠慮を知らない。なお高校卒業の頃に ベンホーガンの「モダンゴルフ」という本を渡し、以降は50肩のため相手していない。

手の振りが早くなれば 球筋のドローがより曲がるので、腰を切る。腰の切れが良くなればフェードに変わる。親としては最低限のことは教えたので、後は一人で成長すれば良いと思っている。

出たとこ勝負

スコアをまとめ それなりの結果を得たければ、練習場で小技を練習しておかないと本番では練習した結果が出て来ない。仕事も同じで普段していることが仕事に出て来る。

練習でやったこともない、コースでやったこともないことを ワンチャンスで出来る訳がないのは誰でも判ることである。ところがである 多くの方はやってしまうのです。分かちゃいるけど止められないのである。

現場は微妙に違うので特に誤差は大きくなる。プレッシャーがあっても同じことが出来ることが大事である。いかなる状況であれ、気後れせずに望めば何とかなると思っている。仕事でも結構そんなものだと思っている。

ビビりなおじさんであるので ついつい打ったり、やってしまった後の悲劇を思い浮かべる。しかしこの悲劇があってもなくても 結果に大差がないことに気付いたり、いい結果しか考えないあるいは自分以外に責任があると思えば比較的軽くなる。

なお その出来も100%でなくても良く、半分出来れば上出来となる様に またOBにならない様に戦略を考えて打つ。何事も遣ってみなけりゃ判らない。失敗すれば次にドジらない様にすればよい。それでも失敗してしまえば 新たな手を考えれば良い。ポジティブに考えれば 精神的には結構もつものである。

偶に ポジティブモンスターな部下がいたこともあり、そんな時は苦笑するしかない。これも人の縁であると諦める。

基礎力

練習場では練習できることもある。スイングを固め 距離を確実に刻むことである。キャリーで ランでいくらか。また練習場で出来ることはフェアウエーキープの訓練も出来る。絶対右に行かない、左に行かない程度で十分である。この辺りが基礎力と思う。

さらに インテンショナルがどうのと言いだせば・・・微妙過ぎて キリがないと思う。

それに打つことになれて来ると、手打ちだけで十分飛距離が出ることが分かる。体勢崩すより手打ちで打ってもそれなりに自然な体重移動があり飛んでしまう。これが分かると前下がりだから、後ろ下がりだから打ち方が・・何ぞ言わないで適当に振る様になる。人に聞かれれば足をどうだとか言っているが、本人は単に態勢が崩れないように構え、手打ちで振っただけで・・・ラッキーと思っている。

従って 斜面などで打ち終えた後 体勢が崩れない場合は 本人は半ば手打ちでいけたと感じてることも多いと思う。サラリーマンは何事も「上」には「よいしょ」するのが当たり前である。この際 「よいしょ」される側の身になってしなければいけない。つまり「べた褒め」は過ぎると分かる。この辺りが「よいしょの基礎力」である。

堅実なのも

堅実なのも良し悪しと思う。激動する時代 厳しく立ち回るあるいは手堅いだけでは 一緒に回る方を楽しませることが出来ない。距離を刻んでスコアをまとめる方もいるが、それだけでは 愛嬌がないのでお声が掛かることも減ってくる。

若ければチャレンジャーであることが良いと思う。若手芸人同様 弄られてなんぼです。

ゲームは皆でワイワイガヤガヤして楽しむのがサラリーマンのゴルフである。崩れすぎるとお邪魔になるが、チャレンジできるところはチャレンジして行かないと、面白くない奴と思われる。おじさんは お互いが頑張りワクワクするゴルフをするのが一番と思っています。

ゲームを忘れ 途中で切れる方もいるが、あれは見苦しいので止められることである。どちらかと言えばこれが最も大事かもしれない。メンバーに恵まれてと切り出して頂くためにも、他者への気遣いを忘れてはいけない。

最後に ゴルフをスポーツとするか 遊び道具あるいはサラリーマンの道具とするかは個人の自由です。