ゼラニウムも多い植物の一つである。結構な大きさまで育ち、玄関わき・路地の途中と鉢植えが並んでいる。つらつら考えるとばあ様の行動にたどり着く。剪定した茎をそのまま挿しても挿し木で増えていく。多分「おばちゃんネットワーク」が挿し木が増えていった原因でないかと思いあたる。
ドングリがリスあるいはネズミにより貯蔵され、食べ忘れたものが芽を出し増えていく。動物と植物のお互いが自然の中で補完し増えていくことに繋がるようで 考え方次第では面白い。
あれこれ
ゼラニウムはフウロソウ科テンジクアオイ属 (天竺葵属、Pelargonium)の植物。名前はギリシャ語の「こうのとり(pelargo)」に由来し、果実に錐状の突起があり、こうのとりのくちばしに似ているためである。
多年草や半低木のものが多いが、一年草もある。また、多肉植物や匍匐性、蔓性になるものがある。約230種が知られており、種の大部分は亜熱帯、熱帯に分布し、半耐寒性のものが多い。花は直立した茎の先につき、5枚の花弁があり、がくも5裂する。花の色は、赤・ピンク・白・藤色・紫・オレンジ色・サーモンピンクなどがある。
一般にゼラニウムと呼ぶのは、四季咲き性のもので、日本で栽培されているのは大半この系統である。