おじさん取り敢えずバイトを始めた訳だが、バイトを始めることを考えた経過などを記録の意味も含めて書いておきたい。子供たち&諸兄の参考になればと思いつつである。

50歳代

子供が大学生の時代であり、生易しいものではなかった。それまでの貯えを吐き出していく日々である。一人当たりの投入する費用は新卒を雇用する位かかる。学費と住居・生活費を考えればお分かりいただけると思う。そんな状況のなかでは自身の老後を考える余裕はない。

この年代になると 老後への不安も差し迫って感じるようになりますが、会社での立場、経営者としての立場などいろいろあります。悩んで解決するわけでもないので、おじさん 老後不安などは将来解決することと割り切りました。取り敢えずは今の生活です。

最近 抑うつ状態になってしまうサラリーマンの記事を読むと羨ましく感じるのが本音です。自転車ペダルを懸命に漕ぐように暮らすことしか おじさんにはありませんでした。仕事で時間余裕がなかったことが、精神的に幸いしたのかも知れません。

60歳代

63歳の頃 一番下の子供が大学を卒業し、就職しました。この辺りからやっと老後を考えるようになりました。この時には「お金」「健康」「孤独」の三つを「老後の三大不安」とされることは分かっていました。

「健康」は健康診断結果から 体重減と毎日1万歩歩く様に勤めました。しかし 体のパーツ酷使して来ましたので、為すがままにしかならないと言うのが本音です。また「孤独」については子供の頃から「群れない生活」をしてきました。従って「一人遊び」が出来るタイプでしたのでそうは気にしていません。気になることは「お金」あたりかなと思っています。

人生を悔いなく過ごすには、老後の不安を上手に克服していきたい。その都度 考えて対策はして来たが十分ではない。こうなると老後もできるだけ働き、元気で不安のない老後を目指したい。

お金

老後資金については、自分が何歳まで生きるのかがわからないために、必要以上に募ると思う。おじさん 父の友人が父の死後も事務所に良く立ち寄っていたので、老後の生活について良く聞いていた。その際 話題に上るのは国民年金の少なさであった。金額を聞いてこれでは不安があり過ぎると思い、年金を厚生年金とした。経営者として決めることが出来る立場と 経営が安定してきたのが幸いした。年金を投資案件として考えても 金利上は有利な商品と思った。また当時は売り上げが軌道に乗り、節税からも有利であった。

個人名義でお金を貯めることについては、63歳から68歳位までと想定していた。ところが今回のコロナで予定していたことが一気に崩れた。人生&世の中 そんなものと思っている。

幸い住まいは持ち家であり、ローン完済済であるので、いざとなれば「リバースモーゲージ」にて費用を捻出すれば良いと思っている。また全て引き継いだものでもないので 二束三文でも売れば良いと思っている。

健康

ピンピンコロリと願っているが、「健康」への不安で最も怖いのは「認知症」である。

認知症関連の病気は、医療費の都合から始まり、お金の管理での不安となる。特に、十分な貯蓄がなく、限られた年金だけを頼りにせざるを得ない家計では、即座に生活は困窮してしまいまうのでは、と不安は計り知れない。このような場合に備えて 子供に後見人となってくれることを望んでいます。「リバースモーゲージ」と介護保険にて処置いただけることを望みます。

おじさんは ばあ様に昼食を頼んで作って貰っているが、これは老後にも仕事を持って働き続けることが大事と思うからである。誰かのために生きることは 心の健全さを保つことが出来ると思う。

働けば お金の面では年金に加えて、数万でも収入があれば、小遣いも出来て気持ちにもゆとりが生まれる。健康面からも 家で何もせずにじっとしているより、適度な仕事がある方が生活に一定のリズムが生まれる。心や体の健康に良い影響を及ぼすと思っている。

働いていれば人との関わりが生まれ、孤独にも陥りにくくなると考えている。

孤独

地域活動やボランティアである自治会役員をしているので、社会的に孤立してしまう状態は避けていると思っている。田舎の持ち家なので比較的孤独とは無縁な状況と思っている。

従っておじさん自身は 孤独に対する不安は余りないが、おじさんの死後が気になる。年金受取額も下がり奥さんはお金のこともプラスされたかたちで 不安になるかと思う。過去20年以上 奥さんがパートを始めた数年後から、奥さんに子供の学資保険振込でお金の相談をしただけである。原則 奥さんが好きに使って良いこととしている。なお 大きな買いものをした時、その金額の一割程をその都度 計2回頂いたことは、奥さんの貢献であり紹介して置く。

奥さんが「へそくり」を勝手に作って頂ければとの配慮である。お金を自力で貯めていただければ結構なことだと思っている。大きく貯めれるタイプでもないので、心配はしているが・・・本人の将来に対する展望がない場合には 奥さん本人の招いた事態としか言えない。貯まっていなければ仕方ないと思っている。まあ 何処の家庭もそうかと思うが、奥さんというのは 言っても聞かないものなので・・・好きにすればよしと思っている。それに 以上の問題が起きる頃には おじさんこの世にいないので何もできない・・・子供達 よろしく!

おじさん曰く 「いつまでもあると思うな 亭主とお金」

投稿者

おじさん

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