本日 晴天なれども風がそれなりに吹いている。逆に日差しと体感気温のバランスがとても良い。ダウンまではいかないが少し厚手のジャケットの前を閉めると丁度良い。たくさんの桜が咲いているが種類を特定できない。判るのは「河津桜」程度である。
メジロが高い音で唄っている。この季節ならではの風景と楽しむ。ここで「・・・コロナがなかりせば・・・春の日はのどけからまし」と盗作風にモジってみる。
あれこれ
サクラ(桜、英訳:Cherry blossom、Japanese cherry、Sakura)は、バラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹の総称。春に桜色と表現される白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせる。
サクラはヨーロッパ・西シベリア、日本、中国、米国・カナダなど、主に北半球の温帯に広範囲に自生している。歴史的に日本文化に馴染みの深い植物であり、その変異しやすい特質から特に日本で花見目的に多くの栽培品種が作出されてきた。このうち観賞用として最も多く植えられているのがソメイヨシノである。英語では桜の花のことを「Cherry blossom」と呼ぶのが一般的であるが、日本文化の影響から「Sakura」と呼ばれることも多くなってきている。
サクラの果実はサクランボまたはチェリーと呼ばれ、世界中で広く食用とされる。日本では、塩や梅酢に漬けた花も食用とされる。
日本人はこれら野生の種が他の種と交雑したりしながら誕生した突然変異個体と優良個体を選抜・育成・接ぎ木などで増殖してそれを繰り返すことで、多種の栽培品種を生み出してきた。エドヒガンやヤマザクラ、オオシマザクラなどは比較的に変性を起こしやすい種であり、特にオオシマザクラは成長が速く、花を大量に付け、大輪で、芳香であり、その特徴を好まれて結果として栽培品種の母親となって多くのサトザクラ群を生み出してきた。森林総合研究所の215の栽培品種のDNA解析結果により、日本のサクラの栽培品種は、エドヒガンから誕生したシダレザクラのように一つの野生種から誕生した存在は稀で、多くがオオシマザクラに多様な野生種が交雑して誕生した種間雑種であることが判明した。なおソメイヨシノはオオシマザクラを親とするが父親なのでサトザクラ群には含めない。