水路脇の家から水路に垂れ下がる様にツルニチソウが伸びている。その護岸の一角で青い花が咲いている。ツルニチソウの花を見るのは 去年の夏以来である。自宅の隣家にも生えているが斑入りの葉のツルニチソウである。見ていると 先日までの大河ドラマ 明智光秀の家紋「桔梗」に平面的にはそっくりであると気づく。もう少しこ洒落た考えが浮かばない・・・この辺りで自分の感性のなさを思う。修行半ばであると思うことにする。
あれこれ
ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ヨーロッパ原産で観賞用に栽培される。北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、日本に帰化している。
Vinca属は蔓性の多年草あるいは亜低木に分類され、日本ではツルニチニチソウ(Vinca major)とさらに小型のヒメツルニチニチソウ(V. minor)の2種が一般的に知られる。茎が地面や石垣などを這い、節から根を出し広がって増える。この性質のため、吊り鉢から茎を垂らしたり、グランドカバーなどに利用される。特に斑の入る品種が園芸品種として好まれる。斑には、白と黄色があり、斑の模様も多様であるが、斑入り品種は花付きがよくない傾向がある。耐寒性、耐陰性、耐乾性に優れ周年の鑑賞に耐える。
花期は、春~初夏 花の形がニチニチソウに似ているが、色は青紫色または白色である。