いつもの散歩コースを外れ、路地に入り込んだら突き当りにウキツリボクが咲いていた。今の季節で良いのか? 例年見るのは秋までなのだが・・・多分 陽だまりの位置にあるので咲いたのではと思う。なお花芯が茶色くなっているので日は経っているか・・・。散歩とブログを始め、季節の変わり目などを植物に感じるようになった。日々の楽しみが増えたようで、良きことと思うと同時に ささやかな変化を楽しむことを知らずに来たことが・・・勿体ないことをしていたと気が付いた。
でも脇からおじいさんを観察したら キョロキョロしている不審者のようだろうと思い苦笑した。
あれこれ
ウキツリボク(浮釣木、学名:Abutilon megapotamicum)は、アオイ科イチビ属(アブチロン属])の常緑低木。ブラジル原産。
吊り下げたランタンに見立てられる赤と黄色のコントラストが鮮やかな花を咲かせ、温室栽培や、鉢植え・地植えの庭木として観賞用に栽培される。園芸においてはチロリアンランプとも呼ばれる。
葉は長さ5~11cm、互生して托葉があり、ハート形~長披針形で尖端は鋭角に尖り、縁にはふぞろいな鋸歯を持つ。花は葉腋から細長い花柄を伸ばし下垂する。花弁の一部にも見える鮮赤色の部分は実際には萼で、5稜のある筒状で端は5つに裂ける。その萼の中から、5枚の鮮黄色の花弁がのぞき、萼とのコントラストが美しい。花径は3cmほどでさらに花弁の中心からは、赤紫色~濃菫色の雄蕊が突出する。花は十分に温暖な環境ならば通年見られるが、やや気温の下がる地域(日本など)では春から秋にかけてとなる。