調べているとホウキギ、コキア、ホウキグサとあり 子供の頃からの呼び名ホウキグサをホウキギと改めた。なおホウキグサでも検索上問題はない。
赤い色が何とも言えない。名前の通り 子供の頃は実際にホウキを作っているのを見たことがある。赤くなる前に軒下に干していた思い出であり、ここまで赤く色づくのは富士の裾野で見て以来である。その頃はおしゃれにコキアと言っていた。
子供の頃は何かと手作り品が溢れていた。用務員さんの作ったシュロ箒(しゅろほうき)で教室などを履いていたが・・・高校になる頃には手作り箒は見なくなった。
そう言えば初めて秋田に出張した際「いぶりがっこ」と「とんぶり」を食べさせていただいた。その際「とんぶり」陸のキャビアと呼ばれホウキギの実と教えられ驚いた。
あれこれ
ホウキギ(箒木、学名: Bassia scoparia)はヒユ科(アカザ科)バッシア属の一年草。
ヨーロッパ、南アジア、中国などのユーラシア原産といわれる。日本へは古くに渡来し、栽培されている。箒のような細かい茎が特徴で、秋に紅葉、茎も同様に赤くなる。耐塩性が高い。
直立もしくは枝分かれしていて、緑色をしているが、後に赤くなり、全体が球形から楕円形になる。8 – 9月頃に赤みを帯びた茎枝は、固くなる。葉は線状披針形で、夏から秋にかけて、葉腋から多数の淡緑色の花が束のように生えてくる。
成熟果実は秋田県の郷土料理「とんぶり」の材料となる。実はその性状から「畑のキャビア」「陸のキャビア」ともいわれ、煮付けて大根おろしやとろろに加えて食べられる。そう言えば秋田「川反」(かわばた)の地名と初めて食べた時のメンバーを思い出す。日本国中「かわばた」なる川に掛けた地名は飲み屋街などに多い。昔から遊び場所が多かった名残であろうかとも思う。
話が飛びそう では。