派遣社員で勤務されていた方が 現在のリストラ対象でしたが、間もなく正社員でのリストラが始まる時代になりました。派遣で20年働いたが、コロナに係るリストラ対象として切られ・・・という方の取材を見ましたが・・・個人的にはお気の毒と思うが、先達的視点で見ると「ぬるま湯に入って途中で出る」ことをしなかった怠惰さも感じてしまう。20年もあれば他にもチャレンジのチャンスはあったはずだし、キャリアアップも計れたと思う。
人間 現状維持で仕方なく勤める場合でも キャリアアップに挑戦することを忘れては「年齢と伴に お先が暗く 見えなくなる」ことを見落としていたとしか思えない。ジョブ型雇用の増える時代である、この点を見落としては将来困ることになる。
個人的には派遣条件が満足出来るもので、家族に心配・負担を掛けるのを恐れ・避けてこられた結果と思う。安易に現状維持出来ると思う日本人的な思考であると思う。おじさんの感性では、冷たい言い方だが 「仕方ないですね。先を考えて来られなかった」と申し上げるほかない。
正月早々 煽るような書き方申し訳ないが、本年も前半は厳しさが見込めるので過激に始める。
チャレンジ
おじさん自身も40歳前に独立し、上場会社への出入りを許され 仕事を受注するなどしたが、物量が限られるため 将来に向けて事業のマルチ化あるいは受注先のマルチ化を計った。また年齢とともに、また産業構造の変化などに対応するために業態を変え、長命化しようと努力はした。不動産業などがこれにあたる仕事である。
同業他社でペーパーワークのみならず製作まで手を広げ、大きく躍進した業者もあったが、リーマンの時あっけなく解散した。おじさんがこのルートに出なかったのは、事前に仕事を頂いていた部門の部長が学校の先輩でもあり、過去の出入り業者の来歴を教えられ、成功するのは10社に1社程度であり、決して無理をせずに設計で貢献するようにとのアドバイスを受けていた。
昨年末に仕事を休業したが、その間子供の学費など必要とするお金を連続的に賄えたので良しとしている。大きく変えるチャンスもあったが、今更・タラレバと思うだけである。チャレンジ 万事上手く行くとは限らない。各自には環境あるいは条件が異なるので仕方ない。おじさんは過去に制限した環境であるが、チャレンジ出来たこと幸せと思う。
幸せ
人としての幸せと考えると、考え着くところは 皆異なるのでこれとは言い難い。従っておじさんの幸せについての考えとご了解ください。
おじさんは人生であれ仕事であれ 自己実現の出来ることと思っている。人が何を言おうが・・・自己満足と言われようが、自らの思いを実現すること或いは手に手に入れることが「幸せ」である。
もっと極端に言えば 金なんぞは生活に必要なだけあればよい。おじさんが幸せと思うならそれでよい。自分が幸せと思うことが 求める結果なのでそれで済む。あれこれ周りを考えることはない。
投資に喩えていえば、コロナワクチンで平静さを世の中が取り戻した将来を考える。2020年 景気対策でジャバジャバになった市中のお金の行き先が 株だと、土地だと行けば 昔のようにバブルが発生する。正直どうなるか予想するのもメンドクサイ。相場はある程度勝手に動いていくので 淡々と自分の思うことを進めれば良いとしか判断しない。信用取引などでレバレッジを大きく掛けなければ 損もそれなり利益もそれなりとなる。当てる確率すなわち賭博性は低いが、それなりの結果は付いて来る。隣を見て あいつが俺より儲けた・・・などとは考えない。
原則 経済は常に右肩上がりになるように動いていく。過去に一時期落ちても 再度そのルートに乗っていく。コロナ後も同様で 歴史的には一つの出来事に過ぎないと思う。ある時期・段階のみで過剰に判断するのは早計であると思う。しかし分かっていても お金が足りなければ食・住を優先し、生き貫くことを優先する。贅沢を言わず 単価の安い仕事に付こうが構わないと思う。しばらくして立ち直した後 再ステップアップを考えれば良い。「働き一両 考え五両」働きながらでは疲れるだろうが、瞬間でも考えて行かないと流されるままになる。
おじさん 自身の反省を込めながら 伝える。人はとかく怠惰である。