おじさん子供へのアドバイスは 「若いうちは遊ぶな」と言うことである。勉強しろ!スキルを磨け!会社に頼らず一人で生きる迄とは言わないが、いつでも転職できる能力を身に付けろ!と言うことである。競合他社から引っ張られるキャリアを目指すべきである。若い時しか勉強するチャンスはないと思う。体力と気力のある若い間が「今」である。

なお 職種により勉強すべきことの内容は異なることは当然である。何を勉強するかは自分で決めないといけない。

20歳代

学校を卒業し会社に入る。8時間労働として出社前後で通勤と起床朝食入浴など生活時間が4時間。寝る時間が8時間としても 20時間は給料を稼ぎ生活するためのものである。自由時間勉強時間は4時間となる。土日も実質は12時間程度である。残業すれば更に少なくなる。

各種資格,仕事に必修な資格,将来マネージメントで理解しておくべき資格など多くあり、且つ読書など多くの時間が必要である。同時に営業などでは人間を見る力,伝える力など 人との関わりを増やし、自己研鑽にて養うことも多い。

遊びと勉強のメリハリを付け 目標意識を持たないと継続していくことは難しい。おじさんもどちらかと言えば「サボリーマン」タイプでしたので良く分かるが・・・遠い明日を楽しむため!なので難しい。

30歳代

順調に進めば結婚して子供を持つ。会社の役職も主任・係長と進む。会社では 上から難儀なことを押し付けられ、部下の面倒あるいはミスをカバーする。家では奥さん子供に笑顔で付き合い 家族の生活を支える。退社後の「愚痴聞き酒場」で付き合い、自宅でも・・・自分の時間はどんどん減っていき、疲れ果てる。勉強は出張の電車の中、飛行機の中 普段の疲れで・・・ウトウト まあ出来ません。家を建て住宅ローンを始めるかの決断時期でもある。

40歳代

会社では課長になれるか 馬群に沈むかの競争中。どうにかしてくれと思うような部下を押し付けられ、家ではどうにかなるのかと思う子供を抱える。部下と違い子供は 所詮は自分の子供と割り切り、納得させる。

子供の学費・塾代が気になるころでもある。課長になる前に・・・残業代がつく間に稼がないと焦るも、上司からは経費削減のお言葉。人生順調には進みません。

上の子供が大学に入学・・・県外であれば月20万円 そこに下の学費・塾代。そこに住宅ローン・・・半端じゃありません。自分の勉強なんぞはまともに出来るはずなし。自分の読書代などありません。そんなうちに下の子も大学入学。落ちるところまで・・・行く。

おじさんは この時期には独立してました・・・土日祝日と毎日の残業時間考えたら、200時間は超えて仕事をしてました。その頃はボーとしてても、頭の中の3次元CADが動いてました。サラリーマンなら過労死ですが、上司という批判監視役がいないのでストレスはそれなりなので、死なずに済みました。

50歳代以降

現状維持で進めることに感謝。奥さんパートに出ても焼け石に水。あと少しあと少しと思いつつ、あと五年で役職定年。ここで部長にならなければ先はない。給料が下がり 60歳嘱託と更に給料は下がる。おじさん達は65歳で年金だけど若い世代は70歳までと長い。

子供は何とか卒業。住宅ローンに学資ローンが追加され返済は増えるが、金のかかるところが減るので何とか行ける。バランス取るだけで精一杯。そろそろ自分勉強しようと思うが、今度は頭と体が付いていかない。体力も無ければ集中力も・・・・ダメだこりゃと思いたくないので頑張る。

なお おじさん子供が3人だったので60歳過ぎまで・・・辛かった!

年をとると 若いうちに遊ばず自らを鍛え上げることが大事と判る。只のホワイトカラー・ブルーカラーではなくメタルカラーと成られんことを祈ります。

投稿者

おじさん

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