本日は先ほどまで電気工事屋の同級生と不燃ごみ回収所の立ち会いがあり、来る人も殆んどいないので話し込んだ。友人 住宅ローンを今年の春に済ませたそうである。済んだものの老後を考えると売ることも考えないといけないと話していた。
おじさん「手放すのは体が動かなくなったらでいいのではないか」と話した。「モーゲージローンの対象にすれば、色々助かるのでは」と話した。彼の奥さんの両親も介護施設に入所したので、先月まで実家のゴミ出しなどの処理したとのことであった。また隣の自治会に空き家が増えたようである。
いつまで働く?
おじさん12月中旬で引退すると話したら、彼は「俺は70歳までは働かないと思っているが・・・最近は電柱に登ると膝が痛くて・・・夜風呂に入るまでキツイ」とのこと。
それに電気関係の免許の更新。書類とお金は出したがコロナのため講習開催が危ぶまれている・・・それでも更新申請だけしておけば取り消しにはならないだろ と言うと、多分と答えた。
友人と話していると 誰もが老後に不安を抱えているのが分かる。おじさんも似たようなものだ。
おじさんも彼も跡継ぎはいないので、どこかでスッパリ止めることを考えなければいけない。
おじさんは厚生年金を掛け 彼は国民年金と年金基金とそれぞれである。おじさん彼に「70歳まで働いて貯えればいけるんじゃないか」と言ったが、「この不景気でどうなることか」と返してきた。おじさんも二の句が継げず ウンと頷いた。
もう一人の電気屋
同様に同じ自治会に同い年の電気屋がもう一人いる。彼は息子が電気屋になっているので、また立場が違う。息子がいるので、自分にとって体力的にきつい場合は 息子の下手間として、ボチボチと考えているようである。
先の友人が「お前の息子一所懸命働いてるな・・・羨ましい。俺のところはサラリーマンで帰る予定なしだ」と言った。ちょっとした立場の違いで 同業でも老後が微妙に変わる。
おじさんに目配せしたので、「俺はとりあえず年金暮らしをしてみて、ダメなら頼みに行く!」と返事して その場の会話を切り上げた。
コロナで待機
会話の中で パート先の若いお嬢さんがコロナと診断されて、隣の自治会の方が老後パートで行っていたが、濃厚接触の恐れの理由で 2週間自宅待機となり、来週から再勤務とのこと。
また某電機メーカー勤務だった方が、会社が来年の新卒減らして、定年予定者に雇用延長を提案して来たと後輩から聞いたとのこと。俺も行きたいけれど・・・まあ何も知らない新人と半額以下で雇える年寄りが居れば考えるよな。
身近な コロナ情報が行きかう。
昔の70歳とは違うよな・・・といいながら 寒いと膝が痛い 腰が痛い。都合の良い時だけ元気な年寄りどもです。
でも年金片手に 低賃金労働で若者の仕事を脅かすのは・・・考えないといけない。
若者も入って即戦力としてと考えられたら、失敗が許されず冒険しない。前例踏襲のマイナス成長状態が蔓延ると思う。
誰かがどこかで英断しないと、ズルズルいってしまいそうで 良くない流れである。