定年退職後は収入が減るため、年金受給まで生活費も抑える必要があります。
健康維持のためにも、仕事を続けられるだけ続ける、子や孫への援助はできる範囲で、趣味もお金がかからない工夫をするといった発想が要ります。
おじさんも 65歳で会社を休業することにしましたが、一応 年金受給直前まで頑張りました。
同級生の多くは昨年まで現役組がたくさんいましたが、現在はパート非常勤組となっています。
内容は65歳の年金生活直前の目標設定への考え方となります。
スケールダウン
子供が居なくなったので 先日コタツを小型に変えました。
奥さんが コタツとコタツ布団・・・重いとのことで・・・体力に合わせてと言うことです。
コタツは小型になったものの 本体の重量なども差ほど変わらない、消費電力も変わらない。
おじさん 生活のスケールダウンもよく似たものかと感じ始めています。
定年退職後 ほとんどの家庭は収入ダウンしますが、家計支出の構成も変わり少なくなる。
電気代など水道光熱費で見ると子供が出た時のほうが圧倒的に減っている。水道は娘が出た時の落差の方が大きい。
また自動車保険,損害保険などは 昨年子供が出ていった後 車の保険の年齢制限を見直したので 昨年より減った。
多くの方も 年金保険料は60歳あるいは65歳払い込みで払い込みが満了、住宅ローンの返済 そして 子どもにかかるお金も60代に入ったら完了したかと思います。
おじさんは 一昨年まで大学生が居ましたので・・・昨年からやっと楽になりました。
退職後の生活費などは自然にスケールダウンするものと思います。
増える支出
一方、増える支出は、通・入院でかかる医療費あるいは健康維持のための費用かと思います。
最近 65歳を目途にした「肺炎球菌ワクチン」「インフルエンザワクチン」の補助と案内をいただいた。また健康診断など公費&保険による案内が届くようになった。
70歳が来れば 更に医療費が手厚くなるようで、介護保険の勉強が欠かせない。
更に 75歳になれば・・・医療費は更に手厚くなる。
事前に分かっていれば、医療費も恐れる必要のないことも分って来た。
最も怖いのは「ボケ」であることも、おぼろげながら分って来た。
その他 当然であるが 子や孫あるいは交際費などの発生は仕方のないと考えている。
少ない老後資金
少ない生活費で楽しく生きられる発想について「仕事」「家族」「趣味」「友人関係」の4つの視点で考えてみようと思っています。
限りある老後資金から大盤振る舞いをしてしまうと、人生の最晩年にお金に困ることになります。
そのとき、子や孫が資金援助をしてくれればいいですが、親にしてもらうことしか経験していない子どもたちに援助を願うのは難しいことと思っています。
老後資金が枯渇しないよう、子や孫への援助はできる範囲でやることが原則と思います。まだこの辺りはボチボチ決めようかと思っています。
田舎暮らし
田舎暮らしの関心が多いようなので、生活費に付いて書きます。
結論は 住居費が大きく変わるだけです。この費用なども「車」関係で相殺されます。
田舎暮らしだから いろいろ安いという要素はありません。
しかし田舎暮らしは 給料などの収入は少ないが、畑の収穫あるいは近所からの野菜などの頂き物が多いので相対的に安いと感じるのかも知れません。
また遊びも 遊園地なら乗り物にお金となりますが、田舎で川遊びなどはお金が出ていく要素がほとんどありません。畑仕事も同様です。
この辺り 遊び方を見つける才能の有無などが、お金に影響する要素です。
おじさん最初から田舎に飛び込むのは反対です。人間関係が都会に比べ 関係が濃厚なので、性格的に無理な方は少なくないと思います。
昔よく行っていた「富士そば」のおばさん(下町出身)が「最近は・・・」とよく近所の方を愚痴っていました。
おばさんは東京人なので 普段は言いません。近所の方に 面とは言ってないと思います。都会でも田舎でも同じようなものと思っています。
何事も ゆっくり始めるのが一番です。