子供の頃から 秋になると駄菓子屋の店頭に独楽が並んだ。正月用品の位置付けだったのかも知れない。

小学4年生の前後は毎年買い換えて遊んでいた。一般には紐を胴体に巻いての「投げごま」と呼ばれるものである。

投げての手乗り、紐で拾い上げての技があったが 説明するのは難しい。

当然 子供には小さいころから買い与えた。 結果 小学校での昔遊びなどの実演の際は 前に出て披露したと聞いた。 

ケンカ独楽

喧嘩独楽とくればベーゴマが有名である。おじさんの地方は 別の種類の喧嘩独楽であった。

ベーゴマは東京在住時代 回し方を教えて貰い回せたが・・・チマっとした雰囲気て好きになれなかった。

ベーゴマファンの皆様には 誤解を招く書き方だが 他意はない。

田舎者の独り言とご了解いただきたい。

おじさんの地域は普通の投げ独楽の軸を太くし、大きな鉄輪を付けたような形状であった。

ネットでも検索したが該当がない。形状は鉄輪独楽と皿独楽の中間のような形状と想像いただきたい。

重量が重たいので紐の掛け方も 普通の投げ独楽とは異なる。

投げ方もオーバースローで相手の独楽に当てるように投げる。

回り続けるか 跳ね出すかという、生き残りあるいは回る時間で勝敗を決める。 

地球独楽

独楽(こま)の原理である 円盤が高速で回転運動を行っている間は 外から力が加わらないかぎり 回転軸の向きは常に一定不変に保たれる。

回転軸にいったん外力を加えると、その加えた力とは直角(垂直)の方向へ回転軸が移動する。

この特性はジャイロ効果と呼ばれる。

通常の独楽は、全体が回転しているため、回転を止めずに本体に触ることが難しい。

だが地球ゴマは回転する円盤部分と軸が分かれているため、軸を傾けたり、綱渡りをさせたりなどが容易にできる。

「その人気にあやかろうと宇宙ゴマ、太陽ゴマ、衛星ゴマ、サーカスゴマといった模造品や後発品が当時数多く出回ったものの消えていき、地球ゴマだけは残ってきた。」とWIKI.にあった。

おじさんも「宇宙ゴマ」と最初検索した。結果 おじさんも「バッタ物」を使っていたことが今になって分かった。

昭和はそんな時代であった。今度からは「地球ゴマ」に修正!

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です