最初からズレて始めるが 中学生になった頃 俄然出てきたのが「小川ローザ」である。
登場は鮮烈であった。丸善石油のコマーシャルで白いヘルメット 白いミニで口を押さえながら「オー 猛烈」というものである。
おじさん 現在廃業しているが 近所の丸善マークのガソリンスタンドにて、ポスター,ステッカーなど手に入れた。
ステッカーは枚数も確保出来たので学校で配った。
何人かが 通学カバンに張り付けたのがいて 校則違反でやり玉に挙がっていた。
おじさんこういうところは節度があり、入手に努力を傾けたことから安易なことはあまりしない。
あの当時からハーフぽい方が人気を得るようになった気がする。
そう言えば山本リンダも該当するが・・・好みである。それではアグネスに・・・
■アグネス違い
「アグネス違い」で分かる方は おじさんと同世代かと思う。
一方はアグネスラムであり 一方はアグネス チャンである。
中国系アメリカハワイ娘のアグネスラムと 香港の中国人アグネス チャンと好対照であった。
当時は アグネス チャン「ひなげしの花」で一世を風靡したが・・・後は大して続かなかったというのがおじさんの記憶である。
同級生にファンクラブに入っていたのがいるが、彼に言わせるとそうではない。
ここ10年以上会ってないが、近日のネットで話題の「ユニセフ」など どう思っているのか聞いてみたい。
■アグネスラム
おじさんはアグネスラムの「隠れファン」であった。
1956年生まれ、米国出身のモデル。1970年代後半に日本で活躍していた。
初代クラリオンガールで 水着の似合う健康美でブームを巻き起こした。
あどけない顔に不釣り合いなグラマラスな身体が 妙にセクシーな女の子であった。
レコードなんかも出していたが、当然それなりであった。
写真その他 検索したら出て来るので・・・ここまで。言い足りないが仕方ない。
■隠れファン
アグネスラムは高橋留美子の「うる星やつら」のラムちゃんの原モデルではとおじさんは思っている。なお 確認した文書なども見たことはないので、確実にそうだとは言えない。
でも年代的 キャラクター的にはストライクだと思っている。
サラリーマン時代にカルマンギアに乗る「造り酒屋」の息子がいた。
実を言うとアグネスラムはハワイ在住で車はカルマンギアであると知っていたので・・・アグネスファン?と問いかけたら・・・そうであった。おじさんの世代には「隠れファン」が多い。
■吉永小百合
タモリさんの番組で タモリさんが吉永小百合ファンを自称されていた。
正直 羨ましい時代に若い時を過ごされたと感じる。
「伝説」が作ることが出来た時代である。片やおじさん達はフライデーなどの写真紙、週刊誌などで伝説は次々壊されていった時代を過ごす。それ故「隠れファン」となるのだが・・・
そう言えば バブル時代は意味もなく 海外生中継が多かった。
アグネスラムはまだ海外旅行が一般化されていない時代であり、距離が離れたハワイ在住と言うことで、芸能レポーターその他に追いかけられなかった。
従ってある程度壊されたが 比較的静かに伝説のようになれたと思っている。
世の中見ていると 「知らなきゃ良かった」と繰り返すことが多い。
でも「怖いもの見たさ」と言うようなこともある。人間とは・・・・勝手なものである。
■やっぱり
今や憧れたスター達は 贔屓目に見ても「ばあ様」である。
ネットは特にウィキペディア(Wikipedia)は経年で追いかけている。
Yahooで検索かけると「アグネスラム」と入れるだけで「アグネスラム 若い時 写真」と自動的に出て来る。
「無粋で嫌だね」と思う反面 何か配慮を感じる。今も検索してる奴がいるんだ。
「歳」を逆手に取ったような シニア三姉妹 松坂慶子&大地真央&田中美佐子」UQのコマーシャルが流れる。
時代は「自虐と可愛い」の時代かと思える。
田中美佐子が松坂慶子扮するお姉さんに「ところでおねえちゃん 歳・・・」と聞くと「教えなーい」と返す。
最後に大地真央「こっちの三姉妹もどーお」とさらに押す。 そうか 田中美佐子も60歳か!
これを自虐と取るか 消費者の年代を考慮したものか・・・微妙な感じがする。
でも・・・おじさん やっぱり「深キョン」がいい・・・なんてね!