シルフィーとロゴの入った日産車 あまり見かけたことがない車両・・・信号機にて停止していた。
信号機直前から後方だったため追走する。まったく速度が上がらず・・・思わず「トロイ!」と思う。
片側2車線なので車線変更して追い抜いた。どこのジジババと思い横目で見た。同級生であった。
最近会わないが・・どうしたんだろうと思いつつ思いを巡らした。同じようなことあったな。
父の友人が白内障で手術する直前の運転に似てる。夕方の薄暗くなった時 路側帯に沿うように低速運転してたよな・・
あいつ白内障になっているのか?
年月
年月は残酷である。先ほどの同級生 昔は三菱GTOをシャコタンにして乗り、他の車を煽っていた。
何人たりとも俺の前を チンタラ走るなと言うタイプであった。
当時は強化サスなんぞないので、フロントスプリング1巻き半カット 後部サスが板であったため 抜いていたと記憶している。
後ろから見ても「揺れ具合」なかなかの姿であった。いわゆる「族車」仕様であった。
おじさんの行状も似たようなもので、いい加減で無茶をやっていたのに・・・事故無く・・・
なんとか大人になっていること 改めて 神様&周囲の方に感謝を覚える。
彼も おじさん自身も 誰もあの頃 こんな無様に「チンタラ走る」日が訪れるとは 想像しなかった・・・が現実である。
チャリおばさん
散歩途中 おじさんより年上と見られる方のママチャリにベルを鳴らされることがある。
おじさんにこやかに「すいません」と言いながら道を開けている。
「ありがとう」と言う方 言わない方など様々である。
実は一昨年 道交法が変わり、軽車両である自転車は歩道を走れなくなった。歩道を走れる場合はその歩道の通行区分を示す青色標識に自転車の絵が描いてある。
おじさんの通行する歩道の標識を確認すると自転車は書いていない。よく考えれば おばさん達が道交法違反である。
だが違反だとかと言わず波風を立てないようにしている。
世代を超えて
おじさん 誰もがいずれ訪れ 迷惑をかける。世代を超えて許し合うのが自然と思っている。
正解は分かりませんが 明日は我が身と思い、生きて行かなきゃダメですねと思う。
ところで 友人を追い越した時の車は軽トラです。
いまだに懲りず「アルミ」「ナルディ ステアリング」など装着しています。好きなものは仕方がない。もちろん 保安基準はキッチリ守っています。
奥さんから一言あるものの「1/1スケールのプラモデル」と答えています。
年金生活にはいるので 潮時かと頭を横切る?
最後に 誰にも老いは訪れる。大事なことは・・・・結論はまだ出ない。いや出したくない。