古銭で映画館のことを書いてるうちに、中高時代の恥ずかしい思い出がよみがえった。

当時 日活ロマンポルノ走りの時代であり、15歳前後の少年にとっては非常にセンセーショナルと言うか 昔風に言うと「劣情を刺激する」と言うような代物であった。

ポスターに「パートカラー」「18禁」なる注釈が付いたものがあり、刺激受け放題であった。

なお18禁はお分かりいただけると思うが・・・「パートカラー」とは当時他社で製作費低減のため、トピックな部分をカラーフィルム 他は白黒フィルムとした作品があった。

確か日活ロマンポルノは「フルカラー」の作品で この種の映画の「先駆け」であった。

なお 現在コンビニに並ぶ雑誌などは 当時と比較すればはるかに過激である。またネットで適当な検索を掛けると高いレベル(?)のスケベ動画を 見ることが出来る現在は とんでもない時代でもある。

大人としては あのようなものは極端な事例であり、実際の参考にすれば大変 害があると申し上げておく。

正直おじさん 芥川龍之介の「恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。

少なくても詩的表現を受けない性欲は 恋愛と呼ぶに値しない。」が好きである。

おじさんは俗物であるが「どんなことするか分かったら オブラートに包んでおけ」と言うことである。

オブラート

どうしたもんかと 思いつつ やっぱり説明しないとダメな時代かな?

オブラートに包むの「オブラート」とは、でんぷんなどで作った薄い膜のこと。苦い粉薬を包んで飲むのに使用する。

「オブラートに包む」という慣用句は、苦い粉薬をオブラートで包んで飲みやすくするように、相手を刺激する直接的な表現を避け、やわらかい言い方に換えるという意味である。

就職で不採用を告げるとき「弊社には勿体ない」とか「格好がダサすぎ」とは言わず「趣味が合わない」とか・・・・。

最近は、苦い薬はカプセルに入って「オブラートで包んで飲む」という行為が過去のものになろうとしているので、この種の言い方が良くわからない言葉になってしまっている。

暴れん坊将軍

大きい声で言えませんが・・・もちろんあれです あれ!

話を当時に戻して・・・年頃から言って誰もが元気な「暴れん坊将軍」を持っていると言っても 過言ではないような15,6歳です。

そんなのが何人も集まるのだから碌なこと考えない。ある時 映画を見に行こうとの相談がまとまり 週末全員で揃うことになった。

全員 精いっぱい大人びた格好をして集まった。

お互いにお前それでは無理だとか言いながら・・・1,2人ずつ行くことにした。

先頭の○○○○君が行ったが スグに隣の学校の生徒指導の先生を連れて帰ってきた。

・・・・という訳で大人への扉はなかなか重たいことを感じながら・・・名前を記録されなかったことをラッキーと思いながら帰宅した。

武勇伝と小市民

翌朝 学校に行くと 先頭の○○○○君が再度挑戦OKだったとの武勇伝を披露していた。

帰った後 再度行ったようで・・・毒を食らわば 皿までも・・・現在 彼は親のお店を引き継いでいます。

「生活指導何ぞはなんぼのもんや」最低これ位の性格でなければ家業引き継いでも、途中でヘタってたと思います。おじさんのような小市民な性格では・・・なかなか

みんな固まって武勇伝と映画の内容を聞いて・・・・・まあ 後はご想像に任せます。

後編はありますが 品格に問題が発生する恐れもあり・・・・以上です。

最後に 誰もがアホな時期を過ごす・・・それが青春というものかと思います。

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です