おじさんは現在の車がどちらに向かうのか?予想しようと思っているが、おじさんの知識だけではどうにもならないと諦めている。最近ガソリン車についてEUなどからいろいろコメントが出て来るが、飽くまでも政治的動きと考えている。その内 何とか決まるだろうと思いながら状況を見ている。

日本でも排ガスと軽自動車の関係がグレーゾーンに入っているので、将来長く乗れる車は軽自動車になると思うものの 車の選択に迷っている。軽自動車と排ガスの関係において エンジン排気量と車重のバランスがおかしいので整合性を保つ何らかの対策がされると予想している。無ければ 税金などとの関係が崩れる。

一気にEVに行くのかと思っても、充電量と走行距離などの点から都市間交通には問題が多すぎと予想出来る。しかし おじさんは乗りたいとも思わない。ファン ツウ ドライブが出来ないのが見えている。

ガソリンエンジン車は成熟商品だけどEVはまだまだ突破しなければならない技術障壁だらけである。一歩一歩の進化が求められているのが現状である。バラ色の未来を手に入れようと皆さんがばっているところです。

ヨーロッパの気象

「霧のロンドン」という言葉があるが、イギリス・北海沿岸部などはメキシコ湾流の末端にあり、秋から春は霧が多発する。また北ヨーロッパなども緯度が高く太陽光発電などは向かない。強いて言えば風力発電となる。アルプス以南が太陽光に向くと思われる状況しか見えない。

ヨーロッパも緯度で見れば、北緯40度 ポルトガル・日本の秋田などが偏西風帯に含まれる。従ってこの付近が風力発電の中心となる。

この辺りが気象から見たヨーロッパの電源開発の可能性である。北ヨーロッパでは小規模水力発電も考えられるが高効率な水力発電は出来ないだろうとの考えが沸く。以上を考えると「原発廃止」はリストから落ちそうにない。

EVの普及

EVの普及にはバッテリー充電と製造コストそしてランニングコストが問題になる。

技術的現況は 温度がマイナス5度以下になるとリチウム・イオン電池は畜電力が20%も下がると言われている。現在でも 鉛バッテリー交換品が売られているので、その製品説明を読めばよい。また購入されれば、製造コストの想像もつくと思う。現状では製造コスト低減の目途は立っていない。

そしてある程度の充電放電サイクルで劣化が起きるので、再生あるいは転用の道筋を付けないといけない。従って大きさなどを揃え、2次的使用を考慮した設計が必要となる。車メーカーも多く、充電器からバッテリー迄どこが勝ち残るか興味津々である。

話を元に戻すと EVが普及するには「走行中給電技術」が最も重要であると思う。バッテリー急速充電では能力の完全な回復は出来ない。あるいは交換では交換するバッテリーの形状などを統一化しないと交換ステーションばかりが増えて行く。従って「走行中給電技術」が求められることになる。道路の改善から始まりどこまで未来を作れるか?膨大な社会インフラの整備が必要となる。それ故 これからが勝負の時代です。

投稿者

おじさん

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