ウクライナ キーウ爆撃でロシアがジェットエンジン搭載ドローンを大量投入した様である。その為ウクライナは迎撃しきれず 甚大な被害を受けたとの報道があった。その前にウクライナが日本企業と協力して迎撃ドローンを開発との報道があり、いずれ改良発展型が来るだろうと思っていたが・・ロシアの対応が 今回は早いのに驚いた。記事を読み進めると 中国製のターボジェットエンジンを搭載したとの記載があり納得出来た。

 第二次大戦でイギリスを攻撃した ドイツのパルスジェットを利用したV1を スピットファイアなどは初期は銃撃していたが 構造が単純タフで撃墜が難しかった。しかしそのうちに熟練パイロットが 単純に翼端を跳ね上げるなど 軽く自機の翼で振ると、旋回し墜落するなど目標に到達出来なくなり、防御・撃墜出来ることが分かった。そうすると ドイツは世界で初めての液体燃料ミサイルV2を出して イギリスを攻撃するようになった。常に兵器は 戦うもの同士が 相手の弱点を突くように 発展・改良してくる。

 第二次大戦の頃は航空機の推進するため プロペラを使ったので、機体速度とプロペラ回転翼端の速度が合成され プロペラ先端が音速に達するので推進力が失われ、また亜音速域でフラッターを起こすので 機体の時速は600km程度で抑えられた。小型のドローンでも同じ現象を引き起こす。戦闘機と違いドローンは人が乗らないので形・安全性などに配慮することはない。プロペラも効率を考え 最初から推進式の機体後部に付けても問題ない。人が乗っていれば 脱出時プロペラに巻き込まれる恐れから、プロペラ軸爆破などが発生する。従って開発技術・スピードなども 有人と無人では 段違いに変わることになる。予想はしていたが・・ロシアの対応の周到さに驚くと同時に、中国のターボジェット・・と言うのが引っ掛かる。なお ウクライナもターボジェット付のものを開発しているようなので・・お互い様ではある。

 記事にてドローンの最高時速は500kmと記事に会ったので、これを迎撃する機体は ほぼ倍の速度は必要になると思われる・・つまり時速1000km ほぼマッハ1の速度となる。従って使用するエンジンは 通常のプロペラ回転翼タイプでは翼端速度が速すぎるので、ロケットエンジン・ラムジェットなどしか考えられない。どうしてもプロペラとしたい場合は 層流翼のねじれ形状で時速800km程度も可能だろうが・・理論では可能であるが、小さ過ぎて製作に無理がある。実在のジェットエンジンとしては アメリカの超音速偵察機SR71のエンジンは亜音速まではターボジェット 音速ではラムジェットのように動作する。これは小型エンジンとしては複雑すぎて無理が出て来る。またひと昔前の中距離ミサイル同様に 発射時にはロケットなどでのアシスト、そして巡行時にジェットの組み合わせも考えられるが・・加速までに時間が掛かり過ぎるので迎撃発射タイミングは難しくなる。トータルに考えれば 迎撃ミサイルの即応性に軍配が上がる。つまり ロケット以外のエンジン開発は 時間が掛かり過ぎると思っている。

 従来からのパトリオット防空ミサイルのを使えれば・・問題はないのだが、ドローン迎撃のために高価で在庫も限られる防空ミサイルを消費せざるを得ない状況となる。迎撃用に安いミサイルは 恐らく日本の陸上自衛隊の部隊上空防衛に使う11式短距離地対空誘導弾などの短距離防空用地対空ミサイルシステムなどが良いと思われる。歩兵用の携帯型対空ミサイルではドローンに追い付くには射程が短すぎ、パトリオットでは長すぎるのである。

 一長一短 どこにでもある

 おじさん子供の頃から 飛行機オタク!

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おじさん

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