最近 進学に伴い借りた奨学金の返済に困窮する方のニュースあるいはドキュメントを目にする。大人あるいは経験者としては「返せ!」としか言えない。
酷なようだが、奨学金返還出来ないことは 借りた個人で済むことではなく、奨学金の原資が減ることになる。
現在借りたい学生の貸与に支障となることも考えられる。
生活的に云々と誤魔化して、責任を逃れるとすれば卑怯である。
金額を払える金額に減額し、返済期間を延ばしても払わなければいけないと思う。
奨学金と言う「公金」を 借りた人間のモラルである。
おじさんの奨学金
おじさん大学に行くとき某新聞社の奨学金と育英会奨学金を貰いました。
某新聞社の奨学金は返済しなくてよいが毎日 折込&新聞配達そして集金しなくてはいけませんでした。
但し 朝ごはんと寮がついてましたので助かりました。育英会は何十年も前に奥さんの分を含め 繰り上げ返還完了しました。
奨学金を借りる手続きをする高校生に言うのも もどかしく思うが 「如何に 返さなくても良い奨学金を得るか」考えないと・・・・
返済に窮する。生活費,学費が掛かると言って 無分別に借りて、無理な計画を実行するのは最初から無理。
進路指導の教員が教えるべきとも思うが、教員にファイナンシャルなことを求めるのは無理。
やはり親が 諭すしかないと思う。保証人として 署名,押印するなら考え、子供に教えろと言いたい。
返済テクニック
借金返済したことのある方なら分かると思いますが、「計画的に」とサラ金CMのように返すのは 人間に自然な甘さがあり「なかなか難しい」です。
返せるうちにより多くが秘訣と思います。
勉強も借金返済も「酒」を覚えると甘くなります。赤ちょうちん、千べろでチョットと思えば・・次行こうか・・・コンビニで帰りに酒買い 家飲み・・・これが普通の人です。
奨学金返還終わるまで 大人の世界を 極力見ないことが良いと思います。
おじさんの若い頃は小さなビラに誘われて電話するのがありましたが・・・今はスマホでしょうか。
おじさんの友人にも小銭を貯めては、定期的に通っていたのがいました。
大人の世界 覗かないのもダメだが覗きすぎるのもダメ・・・程々に
背中に背負うもの
大人になって住宅ローン組むときは 奥さん子供がいるので自然にブレーキが掛かります。
帰りに赤ちょうちんに立ち寄るのも抑えられます。
ということは 子供がいなくて 奥さんが酒好きだと・・・おじさんの見て来た範囲では 比較的ローン返済トラブル起こしてます。
おじさん 人間は強くないと思ってます。確かに強い人間は少数いるけれど、大方の人は家族など いろいろ背中に背負っているので 強いのだと思います。
こう申し上げてるおじさん 軟弱適当を絵に描いたような人間ですが、背中に背負うものがあったから それなりに生きて来たと思います。
背中に背負うというと大仰ですが、「奥さん子供の顔見て 何とかしてやりたいと感じる」ということかと思います。
まあ 今となっては「製造責任取っただけ」などと カッコ良く言いたいですが・・・それだけでもない様に思います。逆もありですから。