中国、22万円以下の借金滞納記録をリセット ローン審査の制限緩和で個人消費を後押し – 産経ニュース

 今朝 記事を読んでいて 恐るべき記事を読んでしまった。まさに徳政令と言うべき政策であり、その癖 担当者に過去の滞納記録が見えなくして、ローン審査の制限緩和すると言う。そして滞納記録は そのまま保持すると言う・・まさに下っ端・末端が勝手にやったことで、唯一の国営である中国人民銀行(中央銀行)つまり国は関係ないと言うものである。

 これをくだいて言うと 国に金がないと言うことでもあり、俺は金はないが・・貧乏人に金を貸してやれ!しかし泣くのは お前らが勝手にやって泣けと言うことである。ドクタースランプ アラレちゃんの口癖「無ちゃんこ」と言うほかない。

 中国の税金は中央政府の中央税 地方政府の地方税そして共有税がある。ほぼ6割が中央政府 4割が地方政府に流れるとは理解しているが・・これだと 中央政府にお金がないと言うことであり、それ以下の地方政府は更に金がないと言うことである。そして 中央銀行は関与しないが、貧乏人に金を回せと言っているのである。

 対象は2020年1月~25年末の1万元(約22万円)以下の滞納情報とされているので、直前の履歴までを消すようなもので、皆がローン審査に通ることになる。無理矢理 市中に金を流して消費を喚起したいのだろうが・・国に金がないので 次が続かない。空母・核弾頭など軍備に金を突っ込み過ぎて・・日本には軍国主義反対と言うが 軍備に金を突っ込んでいる中国を比べると、どちらが軍国主義?と思え、中国人自身がパラドクスを感じないのが不思議である。同時に 日本の左翼政党あるいは記者などの見識のなさなどに改めて驚く。

 おじさんは 中国の社会保障制度におけるプール金などが不足していることと、新たに制度を作り直して事業所に納付を要求していることを以前書いた。そちらと合わせれば、中国は おじさん同様金欠病であることが分かる。これじゃ 年金暮らしの年寄りさえ年金が支給されなくなる事態が数年後にまで迫っている。それと同じことが早まろうとしている。

 先月末から、日本政府が中国国債の新規購入を停止したという情報がSNSで拡散されています。一部の投稿では、日本政府が保有する中国国債をすべて売却すべきだと主張する声も見られます。また、中国経済の低迷や中国政府の日本への渡航自粛要請などを背景に、中国国債購入停止が適切な措置であるという意見も投稿されています。真偽は不明でも 中国には慎重に対応すべきと思います。 おじさんは商売をしていたので お金を手形で頂くこともあったが、相手が弱少企業であれば 決済までヒヤヒヤものになる。もっと正直に言えば 金のない貧乏人と付き合えば・・こちらも傷つき痛みが発生する可能性が高くなるので・・遠慮した方が良いと感覚的に思います。特に 相手が敵対的であればなおさらです。

 中国は 放置しか手がないようです!

 最後に中銀の悪さを書きましたが、日銀も同じような立場に陥っています。日銀が国債を大量に保有しているので、今回円安で推移しています。金利を挙げれば所有している国債の価値が下落するので、金利を上げるにも難があると・・完全に海外投資家からは足元を見られています。国民もS&P500などに投資するものだから、益々厳しく日銀の足元を揺らします。まあ 時間をかけて修正するしかない様に思います。

 世間では「行きはよいよい 帰りは恐い」

  のが普通かと思います。

投稿者

おじさん

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