今日まで 神社からお札(正式には 大麻(おおぬさ) 正式には神宮大麻(じんぐうおおぬさ)あるいは 御祓大麻 (おはらいたいま))を預かって 地区の氏子に配っていたのだが・・お札の取り扱いそして保管に気と手間が掛かり ある意味困っていたのだが・・やっと明日には解放される。本日で 申し込み受付終了日としてたからである。後は 集計精算して神社に戻せば良い。状況としては 氏子100軒で天照大御神と総社神社のお札で 合計90枚以上お渡しした。両者あるいは一方との家もあるので約半数の家で購入いただけた。新年に新たな力を授かり、幸せを呼ぶという目的である。
こう言うものを預かると 最初に保管場所に気を使う。自宅の神棚に置けば 玄関まで取り出して来るのに手間が掛かる。そこで 玄関に近い場所で 清浄で・・高い所が置き場所と考えて・・おじさん家(ち)では玄関脇の部屋のピアノの上に置いていた。
ピアノを弾いていた子供は家を出て行ったし、30年以上調律をした楽器なので・・大きく音痴にもなっていない。それなりに鳴るのでここ数年放置 つまり家具状態である。たまに孫が帰って来ると ポロンポロン弾いている。仕事も辞め 大半は玄関先で対応できるので、現在の部屋には 孫の食卓用の椅子・おもちゃなど奧さんが勝手気ままに置いている。しかし 部屋としては玄関脇でもあり ピアノの上は 高い場所かつ静謐であり、玄関で対応するケースでは問題なかった。
お札を扱う時には 場合によっては手を洗うことまでしないといけないなど気を使う。紙なので 手が濡れて入れば拭かないといけない、汚さぬようにしないといけないなど気を使う。ガサツなおじさんにとっては めんどうなことであった。それでもお預かりしたものを 地区の皆様にお配り出来たので満足している。昨日で締め切りを過ぎたので、明日残ったものを返却することにした。神社に電話して「明日 10時に伺います」と連絡を入れた。奥さんは明日 申し込みが来たら・・と言っていたが・・キリがないと答えた。おじさんに丸投げして・・手伝わなかったくせに 好きなことを言うとしか思えない。
さて 昨夜はお金とお札の数を数えて・・間違いないことを確認して・・一夜明けて本日 神社に残りのお札とお金を持って行った。数と金額を確認していただいてる最中に 思わず「預かりものなので 保管場所に困って応接間のピアノの上で保管してました」と伝えると笑っていた。そして 「預かって頂いた家には それぞれの環境があるので致し方ない面もあります」と今更に言っていた。
しかし これにて お役目終了である。
最後に お札の神棚への供え方について 入れる場所が狭ければ 下の順番で重ねて納めればよい。広ければ センターに天照大御神とすれば良い。また納めていた古いお札は神棚の脇に保管し、正月飾り同様 どんと焼きなどの日程に合わせて、神社の所定場所まで持参すればよい。
