祭りも終わり直後の打ち上げも終わるが・・神社行事つまり神事の後は直会(なおらい)がある。神社でお祭り直後には 神饌(しんせん)をお配りして、行事参加者の多くは ご苦労様とはなるのが常である。しかし 更に役付である場合などには 直会にて飲食を共に饗応する。仏事後の「精進明け」と似たようなものであると了解いただければよい。

 おじさんは 会社で工場での新設・増設などで 偉い方をお迎えして、幕舎の中で すき・鍬・鎌とエイエイと声を掛けながら模擬動作を行い、神主による鎮めものをするなどしたことが多数ある。そんな神事・饗応などを行うなどした経験があるので、直会があると言われれば すぐ納得する。会社などが主催者であれば 顎足付が当然と会社が色々準備するが・・田舎の神社の直会は 手弁当タイプでなければ主催できない。つまり それなりの宴席費用を用意しないと礼儀に反する。

 こんな場合は 氏子代表の方など諸先輩に問い合わせて、用意しないといけない。何せ問合わせる手間もかかり 物入りな行事が続く。祭りの後も手仕舞いに色々掛かるのである。そしてこれが終れば11月の新嘗祭(にいなめさい)も間もなくである。季節の変わり目ごとに 神社の行事は執り行われる。従って神社に関わると行事が目白押しとなる。仏教と言っても おじさん家は浄土真宗で行事は少ない方であるが・・・それでも連絡文書など地区世話人なので 2カ月に一度は案内が届き、各家々に連絡しないといけない。似たようなものである。

 いずれにせよ おじさんの年齢は役を当てられ各所で難渋する。まあ 年寄りの入り口と言うか玄関ドアを開けたが・・既に中にはご長寿が目白押しと言うやつであり、おじさんなどは 下っ端の使いっぱなしと言う役柄である。しばし見聞しながら聞いて覚えるしかない。

 先月は脳梗塞となったが、医者に恵まれ手当も早く 10日程で障害なく復帰できたが・・・祭りの前に無理して体調を崩すと周囲に迷惑をかけるので 問題を起こさない様に無理をせず体調管理などに慎重に努めてきた。これからは少し無理しながら 家庭菜園などを復活させたいと思っている。イモなども掘り起こすべき時期になっているが、ゆっくり掘れば良いと思い暮らしてきた。また種蒔きもしないといけないものが多く、それには 肥料を撒き鍬で元気に耕さないといけない。ところが 今年はそれなりに気温が30℃近く おまけに湿度も高いので、無理をしても馬鹿らしいと考え自重している。

 まあ ボチボチ体力が戻って来たので、やろうかとは思いつつ、祭りでの緊張と暑さは体にこたえる。一昨日 幼稚園の孫に 太鼓台を近くで見せてやろうと抱え上げると・・ずっしり重い。この動きで自らの体力低下 衰えが分かった。おじさん歳を取り 口だけで生きていく程度の体力しか残ってなさそうである。

古来より 色男 金と力はなかりけり

 ・・当たってると感じる今日この頃

投稿者

おじさん

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