今日は墓地の分骨などの件で 当事者と墓地委員会会長と墓地で合流することなった。祭りの時間を外して 朝の約束時間10分前に到着するが、既に分骨は終了していた。おじさんの役を考慮して 墓地の最寄りに住む方に声を掛けて、時間を早めて頂けたようである。どうでも良いが・・電話一本入れといてと思ったが・・分骨される方がおじさんに会いたかったとのことである。おじさんの父と関係があり、昔 相手の家庭内の雑事・揉め事を納めるのを手伝ったようで・・おじさん家(ち)の墓にも参りたいとのことであった。そんな訳で 急遽 父の眠る墓に 水と線香を供えて頂いた。
この方の家庭は長男・次男そして末っ子にも男3人であったのだが、兄である長男と次男の折り合いが悪く、喧嘩ばかりで・・お互いが親の残した土地などを 奪い合うような状況となってしまい、お互いが弁護士を立てて紛糾したため、弁護士にお金を稼がせるだけと言う結果になってしまった。この方は長女であったが嫁に出ていたので、知らぬ間に先祖からの家・土地などを失い、私には財産など残されていなかったと愚痴っておられた。思わず 武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)の「仲良きことは美しきかな」との言葉に改めて思いが至る。
財産の有無にかかわらず 常に損してると思いながら生きればそれなりに暮らせる。「大欲あるは小欲に似たり」とあるように 多少の損得に拘れば大きな夢を失っていく。大欲(大きな夢)の前に 小欲などは捨て置けとすることが大事である。このような欲に絡む風景はよく見るが、そんな状況がわが身に降りかかると どうなのか?と思うが・・財産もないわが身には 及ばないと分かっているので・・適当に考える。
そんな三面記事的ネタを墓地委員会会長と話し合い、今回の分骨の経過を再確認したところおかしな経過があることに気付いた。分骨された方は分家の最年長の長女であるであり、本家の跡継ぎの方からも連絡があることから、分骨に会長も立ち会った。しかし 先般から分家の墓の廃止を申請された方はこの方の姪に当たるので・・墓石撤去の話も亡くなるのでは?それとも一族内で揉め出したのかも?との結論に達した。以降しばらくは この家の墓についての申請などは注意することにした。
そんな事をやっていると 墓石屋さんから連絡が入る。他の墓石撤去の話しがあり、業者さんへの指示の確認と立ち合い・申請の詳細を連絡・確認した。この電話の後 会長から この墓の相続人つまり子供が3人いたはず?との話が出て来た。これまた兄弟で揉めていくのか? 色々疑念も出て来た。民法上の表見代理関係の条文 改めてチェック・勉強である。とかく世の中は 難しいことが多い。
墓撤去は 相続人全員の合意後に!
祭りの合間も・・なにかとスマホが鳴る