最近の中国をお見ていると 貴州省などの超デカい吊り橋など 世界一と言いたいような箱モノの記事が流れる。こんなのを見ていると中国共産党の必死さと言うのか?人民のために共産党はここまでやってますと言いたげな記事をよく見る。陰では 高速鉄道も赤字を垂れ流しながらも 線路を伸ばしていく。こうなると公共工事での経済効率などは眼中にないと理解できる。日本等であれば 無駄な箱ものに突っ込んで・・と批判されるがそう言うことも無い。国が国民に実績のアッピールに終始していいると思える。一方四川省では 竣工直後の巨大な橋が山崩れに襲われ 一気に崩れ去るのを見て驚いた。直線化の目標の前に 地山のまともな掘削も計画出来ていないようで・・あまりに直線的一辺倒さに そりゃあ そうなる!と 建築土木などの資格も持っているおじさんには 想像出来る。プロにアマが口出して・・ダメになるパターンのようである。

 30%を超えると言われる若年層の失業対策、国営企業以外の中小企業の保護・貿易対策など国民を守る対策は 色々あると思うが・・最低場当たり的対策もなく 勝手気ままなものだと感心する。住宅バブルの清算も放置のままで 国民から救いの声も聞かず、EVの過剰生産もメーカー乱立で共倒れで資源の浪費が見られそうでも・・批判など封じ込めてと言うか?言い出すと弾圧されるのか?・・軽あるく 放置で走っている。そんな訳で タイトルは・・冗談はよしこさん!と言う外かない。

 先月 中国での年金「養老金(年金)」制度を構成する主体は「基本養老保険」であり、2023年末時点における基本養老保険の加入者数は10億6643万人に及ぶという。「養老金(年金)」制度の2035年問題という危機的状況を踏まえて、中国政府が上述した『養老金報告』に基づき打ち出したのが「養老金制度の改革」であった。基本的には社員の定年延長と働く企業の年金加入の強制である。2019年時点では2人の保険料納付者で1人の退職者を扶養していた計算になるが、このまま行けば2050年にはほぼ1人の保険料納付者で1人の退職者を扶養することになる。さらに、報告は政府からの財政支援を含めても「企業職工基本養老保険基金」の累積残高は2035年までには枯渇すると予測している。

 中国の言葉で 先進国では先富后老(先に金持ちになってから老いる)」という状況であるというのに対して、中国は「未富先老(金持ちになる前に老いる)」と言われる。

 2025年1月1日に法定定年退職年齢の改定が施行された。これは2024年9月13日に第十一次全国人民代表大会(中国の国会に相当)の常務委員会で決議されたもので、今後15年間をかけて現行の法定定年退職年齢を段階的に延長するというものである。

 中国は空母を作るなど軍拡の真っ最中であるが・・戦闘機の高性能ミサイル一発で小学校を建設でき 子供の学習環境を変えることが出来る。本当に国民に必要なものを手当てしていくのが国である。批判するマスコミなどがなければ・・好き勝手し放題となる見本が中国である。日本の状況が中国人民に益々分かっていくので・・将来はどうなんだろうと思っている。

  中国は 孫文はいたが 民主主義と言うものの歴史はない。過去から基本的統治の形は皇帝(王)の元で 官僚組織を作り統治するモデルしか歴史上はない。また現在で言えば科挙もないので、共産党員で固められた官僚も 人民の中から選抜されたものではない。従って共産党が常に人民に奉仕しなければ 統治権限を主張できなくなる。ある意味 習近平は皇帝の立場として 共産党は国民を統治するための従来システム同様に組み込まれていると思っている。

ビル・鉄道・橋に縛られ・・今度は年金

国家の維持費は どんどん増えていく。

行くとこまで行けば・・市中の金が

なくなって、企業倒産。

労働者の首ラッシュに

国民の購買力なくなって・・

本気で ダメでしょう!

投稿者

おじさん

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