今年の夏は おじさん家(ち)のスイカは好調である。3本苗を植えたのだが 7月25日現在 7個を収獲して、今なおスイカ畑の中には6個が育っている。その6個も標準的サイズ6kgオーバー近くまで育ってきている。その内2個は叩くと鈍い音になって来たので収穫は真近かである。正直言えば 例年と比べれば 出来過ぎであると思うのだが・・更に子蔓が伸びて花が咲き出したので、昨日は液体肥料を撒いた。欲深い行動と思いつつ・・既に畑の中の栄養が無くなる頃なので 今成ってるものを更に大きくしたいと言うことである。そして 8月いっぱいも食べられたら・・という欲心一杯である。

 昨年は大雨で浸水して炭疽病にかかり 一気に枯れたので、完熟手前4個ほどしか収穫できなかった。今年は6月末から今日まで食卓にスイカが出なかったことがない。そんな中に在って 先日スーパーで見たスイカの値段に驚いた。普段食べる標準サイズの八分の一切れが400円台で売られている。丸のまんまのスイカだと3000円、小玉で700円と想定外に高かった。我が家では毎日標準サイズの八分の一切れではなく六分の一ほどは食べている。特に奥さんはおじさん以上に食べているので、そこまで値段はしないと否定したが・・2日後に話題にした際は何も言わなくなった。多分 スーパーで値段を見たのだろうと想像している。

 今年は10kgオーバーも収穫できたし、個数と大きさ つまり容積を加味しながら考えれば 普段の倍近くの量が取れている。また熟れるスピードも着果ピンポン玉から50日ではなく40日以下で収穫出来ている。大玉スイカの熟れるのは 受粉後 平均気温×日数=1000とされるが、30℃×40日=1200なので、今年の情況も納得している。後は枯らさず 新たに何個着果させることが出来るか? 収獲目標を12個に変えている。

 近所のスイカ栽培はほとんど完了したと言うか?本体そのものが枯れて 小ぶりのスイカが1、2個転がっている状況になっている。おじさん家(ち)の様に新しく子蔓が伸びて花が咲いてる状況ではない。多くのところが スイカ自体が無くなり 片付けされたようである。

 一昨日 ばあ様の知人の方から小玉スイカを1個頂いた。自宅まで持ってきて頂いて「ありますから」と答えるわけにもいかないので、受け取り冷蔵庫に入れた。おじさんは小玉スイカは比較的甘くなるが、種が相対的に歯に引っかかるので苦手である。勿論ばあ様には伝えたが・・我が家のスイカを持って行くのもさわりがあると・・お礼電話をお願いした。

 これだけ少雨高温が続くと注意しないと作物の管理が出来ない。例えば 子供の頃から8月初めの稲の出穂時期に暑過ぎると白穂(受粉不調)が多くなる。現在では 土用干しも終わり、水を再度入れて分ケツにて株を太らせている時期である。これからの天候と管理が米の出来を大きく左右する。人だけの技術ではない。自然との協調で米が出来ていく。そんな稲作環境を手伝いながら育てられたので・・・おじさん常に思う・・収穫は 人の努力と自然の恵みの掛け算である。

謙虚に 謙虚に 生きていかないと!

投稿者

おじさん

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