今朝は久々の雨 それなのに食欲がなく 朝ごはんを「簡単ねこまんま」して食べた。フリーズドライ味噌汁を少量のお湯で作り、冷蔵庫の水でぬるくする。もちろん ご飯もその前に茶碗によそって冷め気味を目指す。出来れば氷を入れたような漁師飯のような冷たさがあれば最高なのだが・・まあ ぬるければ良い。
選んだ味噌汁は 某メーカー豆腐汁なので合わせみそ仕立てである。なめこ汁だと赤みそ仕立てが 味が濃くベストと思ったが、不運にも食べ終わって 頂き物セットの中に残っていなかった。
この後は ご飯に汁椀から冷たい味噌汁をぶっかけて・・ねこまんまの完成である。子供の頃からお行儀が悪いと怒られて来たことであるが・・食欲不振には効果抜群である。永谷園の冷たいお茶漬けよりバランスも良いと感じる。どちらかと言えば ねこまんまは夏の食欲不振時の特別食である。そうなる前にウナギ・肉などが 健康管理上は良いのであるが・・一人焼肉は出来ないし、ウナギでいつも食べるのはスーパーのウナギ あるいはすき家のツユなしウナ牛(ツユありだと おじさん辛くて苦手)くらいしか食べないので 効果はあるのだろうが・・食欲不振をネタに楽しむまでには至らない。うなぎ屋でメインが出て来るまでの時間を掛けて 飲んで食べて食事自体を楽しむと言うことが無い。田舎でうなぎ屋もないし、年金生活者なので 贅沢も出来ないので致し方ない。
さて 「ねこまんま」とは、かつお節や味噌汁などをご飯にかける食べ方であるが、おじさんが子供の頃はペットフードなど無かったので、犬猫には わんこメシ・ねこまんまが普通であった。魚のアラあるいは食べ残した魚の煮つけ・残った味噌汁など 食事後の残飯から作っていた。塩分過多となるのは当たり前なんだが・・当時はそれが普通であった。おじさんが幼稚園の頃から大学生になるまで15年ほど生きていた紀州犬ワンコの「太郎」 を思い出す。今考えれば内臓が丈夫だったのか?などと犬猫達には歓迎されないと分かっていますが、人間にとっては肩肘張らないごはんでの楽しみです。 ねこまんま 長く子供の前では躾の意味もあり 我慢などしていたが・・今では天下御免の自由に食べることが出来る。
最後に CMで永谷園が子供向けに「朝茶漬け」を木の匙(スプーン)で食べさせるシーンが出て来る。マナーから言えば微妙な隙間まで考えたお膳立てシーンである。茶碗に口を付け 箸でサラサラ 良い食事マナーとは言えないところに上手く切り込んでいる。禅宗に近い食事作法に持って行く。しかし多くの大人では、食べ方に育ちが分かると恐れるのが・・大人の世界である。
食欲不振時は・・ヤッパリ ねこまんま