昨夕は孫が返って来たので 急遽夏越祭の茅の輪くぐりと浦安の舞見学となった。当日はレオマワールドのプール開きとのことで・・孫も子供も疲れ果てていたので、子供は夕食前のうたた寝タイムとなった為、ジジババが連れて行くことになった。夕食も孫からのコロッケ類などの揚げ物希望となり 奥さんが事前に肉屋に電話していたので・・取りに行くだけで・・サラダなどだけ作って冷蔵庫に入っていた。勿論 スイカなどの果物デザート類は 奥さんから孫が帰って来るとの連絡で、おじさんが帰り道購入して帰った。食後は 恒例のとおり 半切りスイカに直接スプーンを入れて食べさせた。

 一夜明けて 子供と孫は「朝うどん」と おみや用のうどん玉の購入に出掛けた。10時過ぎには別の店でハンバーグ弁当を購入して帰路につくとの話である。ばあ様曰く「せいがない」と言うが 急なことでやってやることも無いとのことであろうが、皆 自由で健康なことであると逆に思った方が良いとは伝えている。

 今年は夏越神事に出席する予定なので 包みを用意しないといけない。暑いのに襟付きの服を着ないといけない。そこで 先ほどごく簡単で安い封筒型の熨斗袋を買って来た。勿論 安いものなので水引も印刷してあるタイプで蝶結び。一回と限定したものではないので、これにて事足りる。

左から結びきり 真ん中があわじ結び 右が蝶結び

 熨斗袋の水引の結び方は蝶結び・結びきり・あわじ結びの3種類であり、度重なって良いものは蝶結び。結びきり・あわじ結びは 結婚などは1回ということで解けない結び目となる。「万札」を包まないので見栄を張っても仕方がない。上着のポケットから出すことを考えれば 簡素なものが良い。袱紗(ふくさ)を使うのは 極々限定される場合であり、最近は袱紗に敷板が嵌められているので・・バッグでもないと格納場所がない。そして水引がない方が 服のポケット・バックから出す時 引っかからずに済む。

 神社に持って行くときの 表書き定番は「玉串料(たまぐしりょう)」もしくは「初穂料(はつほりょう)」である。玉串料と書くのもどうかと思い 今回は「御」を付け 名前は地区名を書いてその下に書いた。あくまで地域を仮に代表として出席するからである。書く時のレイアウトは 表水引の上部に「玉串料」もしくは「初穂料」、結び目の下部に名前です。そしてお金を入れて封をしたなら、裏面の左下に金額を書きます。金額は旧字で「金 伍仟圓」などと書く。昔からの商習慣(領収書なども同じ)と言うか 下手な加筆できないように 記載する。普通は使わないのだが・・トラッドな事柄には必須の知識である。

 サカキの枝に麻緒(あさお:麻で作った紐)や紙垂(しで:白い和紙を階段状に折ったもの)を付けたものを玉串といいます。神事などで神前に正式にお参りをする時に使われます。初穂は秋に収穫した神様にお供えする稲穂のことです。日本人はその年に初めて収穫された稲穂や穀物、野菜や魚などの「初もの」をお供えして、神様に感謝を表してきました。時代が変わって、神様に祈りを捧げるためにお供えするものがお金に変わり「初穂料」と言うだけです。

 それにしても 字が汚いというか?・・性根が曲がっているのか?バランスが悪い。まあ誠意が伝われば良い、読めればよいと自然に反省しながら 書く前に確認がてら書いたメモに再度書いてみる。次は・・・と心で声を出しながら反芻する。そして思わず メモの字だと良かったのにと思う。我ながら「よくぞ小市民に生まれける」と性格を改めて思う。

 最後に 酒などを納める場合は 熨斗紙に「奉献」と書いて箱に張り付けるのが常識である。地鎮祭などはこれである。

 以上のようなことが 祝い熨斗袋での概要であり、これくらい知っていれば迷わない。不祝儀はまたの機会に・・!

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です