トランプ大統領などの言っていることが 的外れなのだが・・やはりUSSは心に響くのだろう。工場をアメリカ国内に作り、アメリカ人労働者の雇用を確保する・・ご意見に素直に応じた将来を見据えたビジョンであり、「何をか いわんや」の話である。嫌なことはUSSと言う象徴のような名前の工場を所有するのが、日本企業と言うだけである。ここでも再検討の声が出たようである。

アップルが中国での生産を止めると 米国製アイホンは50万円との記事を読んだが、そんなになっては売れないので、取り敢えずはインドでの生産を目指すようである。
報道を見ていて トランプ大統領を手始めに・・アメリカの利益になると言っているが、国民からすれば物の価格に関税が上乗せされるので、どう考えても 買う国民は高い金を支払うことになる。
トランプ大統領の通商および製造業担当上級顧問であるナバロ氏は、これは増税ではなく減税だと主張している。これは、関税はアメリカの消費者が支払うのではなく 他国の企業や国が支払うものだというトランプ政権が繰り返し主張していることを反映したようだが・・・どう考えても国民からすれば、物の値段上昇でしかない。
「関税は減税であり、関税は仕事を増やし、関税は国家安全保障にもつながる。関税は米国にとって偉大な効果をもたらし、米国を再び偉大にする」とのトランプの演説があったが・・どう考えても減税ではなく 効果は増税としか見られない。
アメリカ国民にツケが回ることは必定なのだが・・ハーバード経済学博士号を持つナバロでも分からないことなのか?こんなのが取り巻きなら居ない方が良い。どう錯覚しているのか・・傍目で見てても分からない。債券市場とイーロンマスクは 反対表明したようで・・みんなで渡れば怖くないの・・アメリカ版で済む様に思っている。
関税は商品を他国から国内に持ち込む企業や個人に支払いの義務がある。そのコストは消費者の購入価格に転嫁されることが多く、究極には輸入国の国民が負担することになる。関税を払って輸出しても アメリカ国内生産よりも利益が出るなら、関税払って輸出した方が良いのに決まってるし、アメリカに工場を作り生産する必要もない。コストの安い国で生産してアメリカに輸出すればよい。
何か「裸の王様」童話同様に誰一人進言しないのと同じである。勘違いを指摘すれば切れるだろうし・・遣りたいことはアメリカ国内生産を増やしたいなら、進出企業を優遇して税制などで助ける。補助金を出すなど方法は別にある。この間 勝手に勝ったような言動したアメリカ政府・・今さら恥ずかしくないのかな?
アホなことやってると 米国債の売られ過ぎて・・・やっと アメリカ国民が被害を受けることと気付いたのか? 第二弾の関税のアップを90日ずらした途端に 株価は一気に上がり、日本株式市場でも一気に上がった。お陰様でおじさんの ペイペイ証券でのマイナスが12%台に戻った。何もしなくて一気に下がり 戻って来たようである。こんなことならUSJ銀行など 昨日色気出して買っとけば良かった。
CNNインターナショナルの記事では アメリカ国民に 「1世帯当たりの追加出費は3800ドル増加」との試算も出されていた。
気付いてください トランプ御一同様