自治会メンバーなどで集まると 何が高い安いの話が増えた。みんな年金生活 小遣い最小で乗り切っているので仕方ないのかもしれない。ある意味 タイトルに書いた金欠文化が漂う時代になっている。金がないから・高いから・・と始めればドンドンネタが集まるというか?話が盛り上がる。最近は通販番組などで 女優・タレントが買い物に行って 安い・安いと繰り返す番組だと・・・ある意味やっかみ半分に 自分達よりも給料が良い放送業界 あるいは芸能界の方々を見て・・「あたしの方が 貧乏だよ!」と斜めに思われることも想定できる。そんなせいなのか? そんな構成の番組が減ったように思う。
昨日 アルバイトに行くのでスーパーで夕食用弁当を買いに入ったのだが、果物売り場の品ぞろえを見ると・・買われるだろうとの物に注力している。ブドウならシャインマスカット1380円 4房のみ並び、リンゴは早生フジの大きく異なったものを5個詰め580円、カキは富有柿4個詰めでこちらも値段は安いがリンゴ同様である。ここで一発勝負と言うような 1個300円前後の大玉リンゴなどは別棚の高級品棚でメロンとともに鎮座する。
みんなが金欠なのを見越したような品揃えになっている。最近の傾向を見ていると高級店・高級品と一般・お値打ちとなり。美容院その他でも2極化して来ている様に思えることが増えた。全体にそんな空気で流れている。
先日の昼「すき家」で見かけたお椀持ち方に驚いた件を書いたが、先々週から値上げとのことで その日は いくらになるのだろうと心配しながら入った。値上がりしたためか?幾らか盛りが良くなっていた。年寄りにも関わらず どちらかと言えば「うわとく(肉が特盛)」であれば良いのだが・・残念ながら「したとく(御飯が多い)」になっていた。毎週通うので「好きパス」は購入して、ペイペイクーポンもあるので、支払った値段は660円と下がっていた。そしてレジでは 次回からの朝定食・カレー・牛丼の割引クーポンを渡された。それでも 値上げが響いたのか?本日の客の込み具合は値上げ前ほどではなかった。みんな 価格に敏感である。
これから 金欠文化が華やかになるのかもしれない。しかし 貧乏を上手く楽しむ考えを持った方が良いと思っている。昨日 奨学金を借りた方の返済で月に何度も ご飯に出汁を掛けただけの「出汁ご飯」を食べるとの若いサラリーマンのことが書かれていた。そんなこと続けると体を壊すので、しっかりとしたバランスの取れた食事をした方が良い。自炊とまとめ買い そして冷蔵庫・レンジを組み合わせて・・付き合いもほどほどにして・・貧乏生活を自分の調理力(表現が変?)の強化 あるいは少しでも豊かにすることを考えた方が良い。
給料を頂いても初年度は社会保険・源泉徴収そして翌年から住民税が加わり1割は持って行かれる。手取りを見たら・・なにこれ?・・唖然とすることもある。それも経験であり 対処する工夫が求められる。そんな時 資本である体を維持する食事で手を抜くことは 自滅に繋がる恐れがある。