今年度から申告用紙が青から白になった。昨年申告が遅れたので普通の申告同様青色から白色に用紙が変わった。正直 会社が休業していなければ 青色が色々特典があるのだが、休業後 将来法務局から休眠会社として、職権で閉鎖登記を受けることを考えればどうでも良い。原因はおじさんが書類作成の遅れたのが原因であり、得心している。
書類はネットで探すか?税務署に行かないと貰えないのだが、税務署もネットへの移行が準備中なので、職員は書類を探しあぐねていた。そうして得た書類に 会社として残った負債で年とともに税法上清算できなくなった年度を削除・列記して報告する。
昔は会社を清算するには税理士などに依頼して、清算しないと閉鎖登記出来なかった。今でも会社に資産があったり、不動産などの名義を変えるには 税理士に依頼して清算後でなければいけない。おじさんのところのように 会社が入居している建物は個人所有なので・・・会社には資産が無くて関係ない。登記での変更などもいらないので、勝手に取引等出来るので必要性がない・・従って 会社解散手続きでお金を使うことも疑問が湧く。
商法での法人の扱いと税制での調整がついていない過渡期の出来事と理解して対処している。そういえば総務省管轄の経済センサス基礎調査も同様である。「休業」と県:税務署に届けを済ませ、以前の調査の時にも申告しているのだが・・相も変わらず書類を送ってくるので対応している。
考えれば商法改正で会社設立のベースから変わり、株式会社の設立条件も緩み 合同・合資などの会社設立が容易になった。登記を変更されなくなった休眠会社に対する取り扱いなど、 変化する時代に合わせたのだろうと理解しているが、いかんせん税法・統計など他官庁・機関が変わらないので困ったことが増えていく。
話しは変わるが 健康保険と運転免許証におけるマイナカードの紐づけについて議論がなされているが、ほとんどは機器のOCRでの文字化けであり、病院に設置された端末のソフトウエアをアップデートしてICチップからとすれば文字化けの現象は無くなると思っている。医師会がやるべきはICチップからの正確な読み取りを可能とするように 会社・所管機関に要望・調整すれば問題の大半は片付く。
運転免許証とマイナカードは マイナーカードに変更しても免許証は従来通り発行されるとのことだが、これは健康保険の保険者がバラバラなのに対して、運転免許証は国並びに県の公安委員会の専管でデータベースが揺るがないからである。健康保険では健保協会・組合などの 保険者の個別での被保険者存在確認不足と無写真による別人による使用などが発生している以上は取り扱いを同様にするのは難しい。
しかし 過渡期は皆そんなものである